インタビュー・コメント

ウィテカー「アデサンヤをフィニッシュするつもりだ」

UFC243ではロバート・ウィテカー対イスラエル・アデサンヤによるミドル級タイトルの統一戦が行われます。

今年4月のUFC236ではケルヴィン・ガステラム対アデサンヤによる暫定ミドル級チャンピオンシップが行われ、この試合は判定でアデサンヤが勝利したものの、ガステラムとの差は拮抗していました。

現ミドル級チャンピオンのロバート・ウィテカーは『Triple M』のインタビューで、暫定タイトル戦を見たことでアデサンヤに勝てると自信を深めたことを明らかにしました。

「それが私があの試合から最も感じたことだった。もしガステラムが彼を打ちのめすことができるのであれば、私にだってできるはずだ。はっきり言うと、彼をフィニッシュするつもりだよ。間違いなくフィニッシュするだろうが、私は彼を第2か第3ラウンドのどこかでフィニッシュできると思っているよ」

メインイベントを控えているため、今後彼らは記者会見でのフェイスオフを行う機会が何度かありますが、ウィテカーはそこでトラッシュトークをする意味がないと語っています。

「それは私がいつも考えていることなんだ。なぜ私たちがお互いにトラッシュトークをするのか理解できない。なぜなら私たちは数週間以内にお互いに殴り合うのだからね。そんなことをしたってしょうがない。意味のないことは言いたくないね」

UFC243はオーストラリアのメルボルンで開催されます。ウィテカーはオーストラリア出身であり、アデサンヤもニュージーランドに住んでいるため、オセアニアで最大の試合になるとされています。

見方によってはオーストラリア人対ニュージーランド人とも取れますが、ウィテカーはこの試合についてそういった見方は必要ないと語ります。

「誰が気にするだろうか?それは重要ではないね。なぜならニュージーランドとオーストラリアの格闘技を押し上げてくれるだけだからだ。結局のところ、私たちはライバル関係であるのと同じくらい、他の誰よりもお互いのことが大好きなんだ。だからそれは世界のこの地域における最大の格闘技の試合になるだろう。私はその一員になりたいと思っているよ」

メインイベントでミドル級チャンピオンシップが行われるUFC243は10月6日に開催されます。