アルジャメイン・スターリングは、6月に開催されたUFC238でペドロ・ムニョスに勝利したことで、ランキング上位となりました。
現在のバンタム級ランキングでは1位のマルロン・モラエスに次いで2位となっています。
モラエスはセフードとの試合で敗れているため、次のタイトル挑戦者候補はスターリングとなっていますが、UFCのダナ・ホワイトは、チャンピオンのセフードは次の相手としてフライ級のジョセフ・ベナビデスと対戦するべきだと主張しています。
そのためスターリングはすぐにバンタム級タイトルに挑戦できない可能性がありますが、セフードの状況については気にしていないようです。
スターリングは『MMA Fighting』のインタビューで、すぐにセフードがバンタム級の試合ができないのであれば、暫定タイトルを導入するべきだと語りました。
「それについては気にしていないよ。次は暫定タイトル戦で戦うつもりだ。そしてもし私たちが予想するよりも彼がもう少し時間がかかるのであれば、私がそのベルトを防衛するよ」
「セフードはタフな選手だけど、結局のところ彼はフライ級の選手だと思う。彼が登場した日は実際に彼が戦うべき階級を認めることになり、それは彼にとって最悪の夜になるだろう。彼がフライ級に留まるのであれば先延ばしにしても、私は彼を責めることはしないよ」
もしバンタム級で暫定タイトルが導入された場合、スターリングは対戦相手としてピョートル・ヤンに興味を示しています。
「もしセフードが125ポンドに戻ってベナビデスと防衛戦を行うのなら、私は喜んでピョートル・ヤンと対戦するチャンスを受けるよ。彼に身の程を思い知らせるには遅くなってしまったと思うが、それは最も意味のある試合だ。私はベストな選手と戦っている。相手を選びながら戦っているのではない。だからもし彼が次にランキングの上位にいる選手であれば戦いたいね」
「他に誰になるかはわからない。ユライア・フェイバー?彼は15位の男を倒した。ジョン・リネカーが解除されたため、彼は15位にランクインしたね。それ以外だと、彼はトップ5もしくはトップ10にいる選手で誰に勝利した?その試合がどういう意味を持っているのかよくわからないね」
「最も合理的な試合は、ロシア出身の大物と対戦してアメリカ出身の選手をプッシュすることだと思う。もし私がUFCなら、組むことに頭を悩ます必要のない試合だと思うけどね」
次にピョートル・ヤンとの試合を望むスターリングですが、現時点で次の試合日や対戦相手についてはまだオファーされていないということです。