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デビッド・ブランチがUSADAから2年間の出場停止を受ける

アメリカのアンチドーピング機関であるUSADAは今週水曜日(日本時間木曜日)、UFCミドル級のデビッド・ブランチに対して、ドーピング検査陽性反応により2年間の出場停止処分を発表しました。

そのためブランチは2021年7月26日までは出場することができなくなります。

先週カナダのバンクーバーで開催されたUFCファイトナイトで、当初ブランチはアンドリュー・サンチェスと対戦する予定だったものの、8月の時点でブランチは欠場することが決定していました。

しかしその時点では欠場した理由が明らかにされていませんでした。

USADAが発表した内容によると、ブランチが5月24日に採取された尿サンプルの結果がイパモレリンで陽性反応になったということです。

イパモレリンは脳を刺激して成長ホルモンの分泌を促進することから、アスリートのパフォーマンスの改善には役立つものの、深刻な健康上のリスクが生じることから禁止薬物の一つになっています。

ブランチは最近の試合でジャレッド・キャノニア、ジャック・ハーマンソンに敗れており、現在2連敗中となっています。