UFC241でスティーペ・ミオシッチに敗れてヘビー級タイトルを失ったダニエル・コーミエは、これまでキャリアを続けるのか、それとも引退するのかについて言及してきませんでした。
しかし今週月曜日(日本時間火曜日)の『MMA Show』に出演したダニエル・コーミエは、引退前の最後の試合として、もう一度ミオシッチと戦う意欲を示しました。
“Next one will be the last one, but it has to be Stipe. No one else matters.”@dc_mma tells @arielhelwani he plans to retire after a trilogy fight with Stipe Miocic pic.twitter.com/KrOD2c2lVB
— ESPN MMA (@espnmma) 2019年9月23日
「私は再び彼と理にかなったやり方で戦って、そして上手くいけば勝つことができる。でも彼とは再び戦うだろうが、勝っても負けても二度と戦うことはない。私がオクタゴンに再び足を踏み入れるのはこれが唯一だよ」
コーミエはUFCヘビー級をかけたタイトル戦でお互いに1勝ずつしていることから、試合の相手はミオシッチでなければならないと語っています。
「次の試合が最後になるだろうが、それはスティーペでなければならず、他は誰であっても重要ではない。彼らもその試合を組みたがっているし、私に再びスティーペと戦うことを望んでいるよ。あのときは素晴らしい試合になる必要はなかったが、実際にはそうなったからね」
また復帰の時期についてはまだ決定していないものの、もしオファーがあればラスベガスで開催されるUFC245で戦うことは問題ないと語っています。
「もし12月14日に戦えるのなら私は大丈夫だ。喜んで戦うための準備をするよ」
もしUFC245で試合が組まれることになれば、すでに決定しているアマンダ・ヌネス対デ・ランダミー、マックス・ホロウェイ対ヴォルカノフスキーに加えて3つ目のチャンピオンシップとなります。なおメインイベントはまだ発表されていません。
コーミエ、ミオシッチ、UFCの三者ともが望むのであれば、今後はコーミエ対ミオシッチ3の実現に向けて動き出すかもしれません。