インタビュー・コメント

ジャレッド・キャノニアとハーマンソンの試合後のコメント

週末に開催されたUFCコペンハーゲンのメインイベントでは、ジャレッド・キャノニアがジャック・ハーマンソンを第2ラウンドTKOで破って勝利しました。

キャノニアは今年5月にブラジルで開催されたUFC237でアンデウソン・シウバと対戦して勝利したものの、試合後に観客から大きなブーイングがありました。

しかしデンマークのコペンハーゲンではブーイングがなかったことから、キャノニアは試合後のインタビューで良い気分だと語っています。

「勝利は何であっても気分の良いものだ。今夜は観客が私に話す機会を与えてくれて嬉しかった。素晴らしい気分だよ」

「ジャックはあちこち動き回ることがわかっていたから、アンデウソンと対戦したときと同じ計画だったんだ。彼は早くから動き回るからキックを使っていき、彼が落ち着いたところで手を使って切り開きたいと思っていた。それが計画だった。上手くいったと思っているよ」

「ジャックは本当にタフなファイターだ。彼は毎回それを見せてくれ、相手が誰であっても恐れることはないんだ。私はそのエネルギーをもらうことができて満足だった。それが私にとって最高の結果をもたらしたんだと思っている。その瞬間に私は自分自身を高めて勝利を手にすることが出来たんだ」

今後の対戦相手についてキャノニアは、選択肢があると理解しつつも、チャンピオンのみにターゲットを絞っていると語っています。

「今のところ試合が予定されていない選手は(ヨエル)ロメロと(パウロ)コスタの2人だけだが、彼らに呼びかけるつもりはない。私はチャンピオンに呼びかけたいんだ。ベルトを持っている選手以外に呼びかけても意味がないからね」

一方敗れたハーマンソンは、試合後のインタビューで次のように語っています。

「ここは戦いたかった場所だったから、試合の早い段階でテイクダウンを試みていたんだが、その気持ちが自分自身を少しロックしていたようだ。その結果、テイクダウンによって正しいセットアップが出来ていなかった。だからジャレッドがアッパーカットを打って、フィニッシュをするのは簡単なことだったね」

「少なくとも今年中にあと1試合戦いたい。それが私の目標だよ」