インタビュー・コメント

ロバート・ウィテカー「アデサンヤよりも自分の方が優れている」

今週末にオーストラリアで開催されるUFC243のメインイベントでは、ロバート・ウィテカーとイスラエル・アデサンヤによるミドル級チャンピオンシップが行われます。

ここ最近アデサンヤはウィテカーに対して挑発的なコメントを発していますが、それに対して現チャンピオンのウィテカーは全て聞いているとしながらも少しも影響を与えていないとしています。

ウィテカーは『MMA Junkie』のインタビューで次のように語りました。

「全く影響を与えることはなかったね。もしそれが人格に対してのものだったら、自分としては気にしていただろう。彼はただ試合をアピールしていて、やりたいようにやっているだけなんだ。私としてはそれを嬉しく思うよ。彼の言うことの多くはおもしろいね。それにはほくそ笑んでしまうから間違いなく私に影響を与えていない。彼は良いファイターだから日曜日に彼と戦うのを楽しみにしているよ」

オーストラリア出身のウィテカーとニュージーランドにいるアデサンヤによる対戦は、オセアニア地域において史上最大の格闘技イベントになると予想されています。

大きなイベントになることは理解しつつも、ウィテカーはその興奮に巻き込まれていないと語っています。

「それは別の試合としてあしらっている。頭の中ではそれを見て、“これは大きな試合だし、タイトル防衛戦だ。私にとって連勝がかかっていて、早く戦うのが待ちきれない”って言っているよ。素晴らしいイベントになるだろう。しかし格闘技の観点から見ると、それはただの戦いだ。その大きさというものは、試合が終わった後に振り返って感じることになると思う。特にこの地域では、これが史上最大の試合になるとわかるからだ。今回はこのスポーツだけでなく、特に選手にスポットライトが当たっていることにとても興奮している。それは私にとって非常に重要なことだ。なぜならそれが今の私にとってキャリアにおけるもう一つのモチベーションになるからね。だからとても満足しているよ」

ウィテカーはアデサンヤの実力を認めながらも、自分の方がより優れていると語っています。

「彼が戦った試合はこれまでたくさん見てきた。彼はミドル級ディビジョンにいて試合に勝ち続けている。だから私たちは最終的に戦わなければならないだろうって直感していたんだ。特定のファイターがいれば周りを見回して、彼らとは戦わなければいけないだろうって予感がしている。ガステラムでそれを感じたんだ。今はブランソンやアデサンヤでも感じている。エキサイティングな試合になるだろうし、この地域にとって素晴らしいものになると思うよ」

「彼には素晴らしいスキルがあると思う。驚くべきファイターだ。リーチと身長を非常に上手く活かしている。彼は素晴らしいファイターであり、本当に優れているけども、正直言うと自分の方が優れていると思う。私はどこであっても良いパフォーマンスをするし、今回はそれを証明しようと思っているよ」