インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「マクレガーは老人を殴ってないで復帰するべき」

ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、最近ロシアでのUFCペイパービュー大会の開催を望んでいると語っていましたが、その主張は一貫して変わっていないようです。

ロシアのサンクトペテルブルクで開催された『Synergy Forum』での講演に登場したヌルマゴメドフは、次のオクタゴンへの登場時期について次のように言及しています。

「次の試合は3月か4月になるだろう。はっきり言ったんだ。大規模なアリーナで戦いたいとね。ロシアで唯一の大きな屋内アリーナは、(サンクトペテルブルクにある)ガスプロムアリーナだ。だからそこで戦いたいと思っている」

ヌルマゴメドフはUFC229が終わってから現在までコナー・マクレガーとの関係が取りざたされていますが、それはすでに終わったものであり、次はトニー・ファーガソンと対戦したいと語りました。

「ファイターとしての観点から言えば、それ(マクレガーとの関係)は過去のものだ。私には何も主張するものはない。でも彼には証明するべきことがあるし、それは彼もわかっているだろう。ここには多くのビジネスマンがいるが、ほとんどの人は私に大金をもたらすために彼と戦うべきだって言うんだと思う。私はまず全てのコンテンダーと戦って、それから私の農業プロジェクトに利益をもたらすために彼と戦うよ」

「トニー・ファーガソンはそれに値する選手だと言わざるを得ないね。彼のことは称賛しなければならない。彼は12試合連続で勝利を収めており、それはコナーよりも称賛に値するものだ。コナーは老人を殴るのをやめて復帰しなければならない。彼はプロのファイターだ。復帰して勝って、自分のポジションを獲得し、列に並ぶべきだね」

ヌルマゴメドフはマクレガーとのライバル関係を認め、今すぐには仲直りするつもりがないと語りました。

「私は今握手をする準備が出来ていない。このように行動し続けるということは、それが彼の本性だということだ。彼は最近70歳の男性を殴ったことは私たちみんな知っている。それは道徳とマナーが欠如していることを示しているんだ。だから彼が何かに気がつくまで、私は彼と握手をするつもりはないよ」

ヌルマゴメドフはコナーからの誠実な謝罪があれば受け入れると語っています。

「彼が何と言おうと、謝罪は常に受け入れられなければならない。もし彼が謝罪して自分の間違いを受け入れるのなら、私たちは彼を許さなければならないんだ」