インタビュー・コメント

ポイエーがマクレガー戦について「可能性はある」

9月のUFC242でライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフに挑んだダスティン・ポイエーでしたが、力及ばず第3ラウンドにサブミッションで敗れてしまいました。

今後の対戦相手についてはまだ決まっていませんが、可能性のある選手にコナー・マクレガーがいます。

現在のライト級ランキングではポイエーが2位、マクレガーが3位にいて、1位のファーガソンが次の挑戦者最有力候補だと考えると意味のある試合です。

ポイエーは『MMA Junkie』のインタビューでマクレガーとの試合について次のように語りました。

「それが実現する可能性はあると思う。どれほどの可能性があるかはわからないけどね。私はまだこの階級のトップにいる。彼は私の下にいるはずだ。もし彼がタイトル戦線に復帰したいのであれば、それを実現する唯一の方法は戦うことだ。私が次の順番にいるのだから、戦うことはとても理にかなっていると思うよ」

「私の人気はかつてないほど高まっており、みんなコナーの復帰を見たがっている。おそらくそれは大きな試合になるだろうし、大きなペイパービューのカードになると思う。私はただ自分が興奮させられるような試合がしたいだけなんだ。長い間この仕事をやってきてモチベーションがないわけではなく、ただ興奮したいだけなんだ」

2014年に一度マクレガーと対戦したことのあるポイエーですが、そのときは第1ラウンドで敗れています。

またこの試合はフェザー級で行われたものの、現在ではどちらもライト級へ主戦場を移しています。

ポイエーは当時よりもはるかに成長したとし、特にヌルマゴメドフ戦での敗戦によって成長したと語りました。

「あれ以降、多くのことを学んだと思っている。かなり良くなっているよ。私たちが戦ってから6年くらい経っている。多くのことに対して厳しくしたことで、今ではディフェンス面でさらに信頼性が高まっている。マイケル・ジョンソンに敗れてから、私はディフェンスに対する距離感やタイミングなどに取り組み始めたんだ。その試合以降はそれが表れていると思うよ」

「今回のハビブとの試合でも同じだよ。私はグラウンドでのディフェンスを重要視していなかった。これまでグラウンドに対して数えきれないほどの時間を費やしてきたから、ハビブとの試合ではチョークやサブミッションの危険性よりも、この男を疲れさせようとたくさん考えていたんだ。でもアラームの非常ベルは鳴らなかったね。ディフェンスに対する意識が薄かった。サブミッションされるなんて思わなかったわけではなかったが、正直言ってそれほど頻繁に受けるとは思っていなかったし、他の人たちよりもやれるって思っていた。でも彼は別の生き物であり、私は気を引き締める必要があったんだ。良い教訓になったね」

ポイエーはUFCからマクレガー戦のオファーはまだないとしながらも、健康上の問題からすぐに試合をするつもりはないとし、もしマクレガー戦が実現するのであれば、来年早々になるだろうとしています。

「彼らはまだ私に何のオファーもしていないが、意味があるなら今年再び戦うことになるだろう。しかしもしそうでないなら、おそらく来年の最初のクオーター(1月~3月)になるだろうね。1週間コロラド州に行って専門家に腰を診てもらい、セカンドオピニオンも受ける予定だ。腰はここ数年私を悩ませてきたんだ。内視鏡などを行えば6週間は離れることにだろうが、次のキャンプでは素晴らしい状態になるから私はそうするつもりだよ。でもどうなるかはそのうちわかるだろうね」