11月9日にロシアのモスクワで開催されるUFCファイトナイトは、メインイベントに出場予定だったジュニオール・ドス・サントスが欠場する予定です。
そのためアレキサンダー・ヴォルコフの対戦相手が不在となっていましたが、『ESPN』はUFCがグレッグ・ハーディを据える予定だと伝えています。
しかしヴォルコフ対ハーディはメインイベントではなくなり、代わりにザビット・マゴメドシャリポフ対カルヴィン・ケイターがメインに昇格することになります。
ただしメインに昇格するマゴメドシャリポフ対ケイターの試合ですが、5ラウンドではなく3ラウンドマッチのまま行われることになるということです。
ハーディのマネージャーであるマルキ・カワが『ESPN』に語ったところによると、これはハーディの考えだったようです。
「これはグレッグのアイデアだった。彼はアメリカン・トップチームでジュニオール・ドス・サントスと一緒にトレーニングしており、彼が病気になっているのを見ていた。そして私に連絡してきて、彼がヴォルコフと戦うことをどう思うか尋ねてきたんだ。私は彼が戦うことを好ましく思っていなかった。早すぎるとも思ったが、グレッグは戦ってステップアップすることを望んでいる。彼はモスクワに行ってノックアウトできると思っているんだ。このプロモーションを助けたい、これがまさに彼がやりたかったことなんだ」
ハーディは元NFL選手であり、10月18日に開催されたUFCボストンで戦ったばかりですが、ランカーのヴォルコフとの試合が大きなチャンスになることは間違いありません。