10月のUFC243でロバート・ウィテカーをノックアウトしてミドル級タイトルを統一したイスラエル・アデサンヤですが、来年初め頃には防衛戦を考えています。
しかし次の挑戦者として最有力候補だったパウロ・コスタは、上腕二頭筋のケガにより8ヵ月間の欠場が決定しています。
そうなるとコスタに敗れた3位のヨエル・ロメロ、ダレン・ティルに敗れた4位のケルヴィン・ガステラムは相応しくないことから次の対戦相手が不在のように見えます。
しかしチャンピオンのアデサンヤは待つつもりがないことから、次の対戦相手としてロメロを考えているようです。
アデサンヤは『MMA Fighting』のインタビューで次のように語っています。
「2月か3月に再びタイトルを防衛したい。私が次の対戦相手として呼びかけたホームボーイ(パウロ・コスタ)はしばらく欠場することになった。彼は8ヵ月間戦うことができないから、できるなら誰とでも対戦したいね。ロメロは私が求めている選手であり、おそらく2月か3月になるだろう」
なぜロメロと対戦したいのかについてアデサンヤは次のように語りました。
「確かに彼は負けているから、私が次に戦うためにマッチメイクされるような試合ではない。彼は最近4試合で1試合ではなく、2試合でもなく、3試合も負けている。それは次に組む相手としては賢明な動きではないね。でも私はファイターとして、私を倒すことができると考えられる選手なら誰とでも戦いたいんだ」
「みんな私がどうやってロバートを倒すのかって、彼を過大評価していただろう?彼はロメロと10ラウンド戦ったんだって!でも私はそれで?って感じだった。私は記者会見でもだから何?って言ったからね。彼はとてもいい選手だけど、みんな彼をブギーマンだと考えていて、おそらくそれは筋肉があるからだろう。みんな筋肉が試合に勝つと考えているが、それは今の時代ではないね」
「どのようになるのか自分にそれを示させてほしい。私がロバートと戦うとき、みんなはロメロが彼をフィニッシュできなかったのに、どうやって私がフィニッシュできるのか?って言っていた。実際私は第2ラウンドでフィニッシュしたよ。それも2回もね。第1ラウンド(の最後)と第2ラウンドでだ」