インタビュー・コメント

ホワイト「タイソン・フューリーはMMAをやるべきではない」

ボクシングヘビー級のスーパースターであるタイソン・フューリーは、最近WWEのリングに上がってプロレスの試合を行いました。

さらに今度はMMAにも興味を示しており、先日フューリーはUFCへの出場についても『IFL TV』のインタビューで語っています。

「元UFCヘビー級チャンピオンであるフランク・ミアからメールをもらっていて、彼は私と一緒に働くことに興味があると言っていた。だからいろいろできるって考えているよ。ダナには私に連絡をしてきて欲しいね」

「誰とでもビッグファイトにするよ。私は誰に対しても恐れていない。UFCヘビー級チャンピオンは誰?スティーペ・ミオシッチ?彼は再戦でダニエル・コーミエに勝っており、良いボディへのパンチだったね。彼とはすぐに戦いたいし、何の問題もないよ」

ところがこのコメントについてUFCのダナ・ホワイトは、否定的な見解を示しています。

ホワイトは『TMZ』のインタビューで、フューリーはボクシングの選手であり、MMAに来る必要がないと語りました。

「タイソン・フューリーは非常に人気のある需要が高いヘビー級ファイターだ。世界でもトップファイターの一人だし、現時点でトップ4に入ると思っている。彼は素晴らしいファイターであり、正しい道を邁進している。ヘビー級史上最大の試合を3つ4つ行う可能性だってある。なのになぜここに来て殴られる必要があるんだ?」

「タイソン・フューリーは今がピークだ。彼はボクシングの選手であり、ボクシングの世界ではトップ4の一人だ。なぜここに来ることを考えるのか?」

「確かに何だって可能だ。もしタイソン・フューリーがMMAで戦いたいと思うのなら、彼と戦いたい選手はたくさんいる。理由がわからない。なぜなのか理解できないね。“私たちはタイソン・フューリーが大好きだから、彼を連れてくるよ”って私は言い続けるべきなのだろうが、今は両方のスポーツを見ている。3年前の私がボクシングを見る前だったら、“タイソン・フューリーぜひ私に連絡をして欲しい”って感じだっただろうね」