今年UFCデビューを果たしたベン・アスクレンでしたが、ロビー・ローラー戦で勝利した後、ホルヘ・マスヴィダル、デミアン・マイアと2連敗となっていました。
今後について明らかにしていませんでしたが、アスクレンは今週月曜日(日本時間火曜日)の『MMA Show』でMMAからの引退を発表しました。
BREAKING: @Benaskren has announced his retirement from MMA. (via @arielhelwani) pic.twitter.com/zHslLkCnFv
— ESPN MMA (@espnmma) 2019年11月18日
「私はMMAから引退する。完全に引退するよ。私たちが最後に話したときに引退について考えていたんだ。ずっと検討していたよ」
アスクレンは股関節置換術が必要となっており、今がそのタイミングだと決断したようです。
「股関節の問題を抱えていて、医師と話をしたんだ。最後の試合の前にMRI検査を受けた。股関節置換術が必要なんだ。これについて1週間考えて言うつもりだった。思い通りにはいかなかったが、自分のキャリアの素晴らしさには感謝の気持ちでいっぱいだよ」
今年UFCと契約してキャリア初の敗北を喫しましたが、後悔はないと語ります。
「2019年の戦績がよくなかったからといって、これまでに達成したことを失うことはない。私はこのスポーツでできることの全てを達成した。しかし世界で最も偉大な2つのことを達成しようとすると、それはオリンピックで金メダルを獲得することと自分が世界一であることを証明することだ。ほんの少し及ばなかったね。困難かって?わかっている。でも私は残りの人生に役立ちそうな素晴らしい教訓を学んできたからね」
アスクレンは2010年から2013年までベラトールのウェルター級タイトルを保持し、2014年から2017年まではONEウェルター級チャンピオンになっていました。キャリアの戦績は19勝2敗1NCとなっています。