9月のUFC242でハビブ・ヌルマゴメドフに敗れたダスティン・ポイエーは、過去数年間にわたって苦しんできたケガを治すために、1ヵ月ほど前に股関節の手術を受けました。
現在もまだ回復中でトレーニングは出来ていませんが、すでに来年春の復帰を見据えています。
ポイエーは『MMA Fighting』のインタビューで次のように語りました。
「1月にはハードなトレーニングをするだろう。そして復帰は現実的に3月下旬か4月上旬頃だと思うよ。医師はそれが現実的な復帰だと考えている。1月にハードトレーニングを開始するために、12月中はずっと健康を維持するつもりなんだ」
「実際に今は回復のために植物ベースの食生活をしている。体はとてもいい感じだよ。今はキャンプにいるときよりも軽くなっている。全て順調だ。このままポジティブな状態を保っていけば、3月か4月には誰かを打ち負かせるだろう。適切な相手と意味のある試合をしたいね」
ポイエーはまた、次の試合として望む対戦相手の候補を語っています。
「彼らが私を興奮させる選手を提供してくれたら、自分の対戦相手になる。コナー、ネイト・ディアス、ハビブ、トニー、こういった選手たちなら興奮するね。私はそういった選手との試合を望んでいるんだ。興奮する戦いだ。エキサイティングになりそうな試合をね」
今年初め頃にはドナルド・セラーニとコナー・マクレガーが対戦するという噂が流れていました。
ポイエーは、マクレガーが復帰してセラーニと戦う方が有利であるとしながらも、彼とマクレガーの方がより良い試合になると語っています。
「私はカウボーイが成し遂げた全てを尊敬するよ。でも彼はキャリアの晩年にいると思っている。とはいえカウボーイだ。彼が登場すればコナーをサブミッションやノックアウトすることもできる。私はこの男を全く数に入れていないわけではないけど、その試合は復帰するコナーにとってより有利な戦いになると思うよ」
「過去2試合連続でKOもしくはTKOされた選手(セラーニ)と戦うことになる。私はマッチメイカーではないけど、私とコナーの方がより意味のある試合になると思うね」
2014年に一度対戦したことのあるポイエーとマクレガーですが、このときはマクレガーが第1ラウンドで勝利しています。
しかしその後どちらも結果を出してきたことで、再び戦うべきだとポイエーは主張しています。
「彼がトップに復帰しようとするならもっと意味のある試合だと思う。私は元暫定チャンピオンだった。コナーはかつて誰もが認める世界チャンピオンだった。私たちは何年も前に戦って、その後別々の道へ進み、2人とも素晴らしいことを成し遂げてきた。私が2位で、彼は3位のはずだ。この試合は意味のあるものだと思うよ」
「ファンもその試合を見たいと思うだろうが、時間が経てばどうなるかわかるだろう。私は間違いなくその試合を望んでいるし、私がやりたいことだね」