今月開催されたUFCサンパウロのメインイベントでは、ジャカレイ・ソウザとヤン・ブラホビッチが対戦しました。
この試合でライトヘビー級デビューとなったジャカレイでしたが、結果は5ラウンド戦って判定で敗れています。
ジャカレイは『MMA Fighting』のインタビューで、今回敗れたことによって次もライトヘビー級で戦うのか、それともミドル級に戻るのかについては今考えている段階だと語っています。
「マネージャーとチームは、私が次に戦う階級について話し合っているから、今ここでは色々あるんだよ。自分たちにとって何がベストなのかを考えてすぐに決定を下すだろう。205ポンドに留まるのか、それとも185に戻るのかを検討しているんだ」
ジャカレイはブラホビッチとの対戦で、相手の体の大きさに驚いたと語っています。
「彼をテイクダウンすることがこれほど難しいとは思わなかった。彼のサイズにも驚いたよ。私はこの試合に向けてヘビー級としてトレーニングしたんだが、彼は本当に大きかったよ(笑)」
ブラホビッチと戦う前にジャカレイは、ライトヘビー級は減量が楽になることからハッピー階級だと表現していました。
ところが敗れたことでミドル級へ戻る選択肢もあるジャカレイは、減量が厳しいとしながらも、まだミドル級で戦えるはずだと主張しています。
「みんな減量に苦しんでいて、仕方がないことだけど私は40歳だ。人生を通して減量してきてつまらないことだったが、もう一度興奮しているし、戦いたいと思っている。私は今でもこの階級のトップファイターの一人だよ」
ジャカレイはサンパウロで行われた試合をまだ見直していないと語っています。
「みんなブラホビッチが私を殺すと思っていたね(笑)。彼はよりアグレッシブになって私をノックアウトしようとしていたが、彼はグラウンドに行くことを避けるために多くのリスクを取らなかった。そのため結果は期待されたものではなく、試合も退屈なものだったが、それはときに起こるものなんだ」
ジャカレイはすぐにトレーニングに復帰して、4ヵ月以内に再び戦うことを目指しています。
3月14日にはUFCブラジリアが開催されるものの、特定のイベントへの出場は考えていないとしています。
「再びハッピーな気分になったんだ。長い間興奮してこなかった。試合には負けたけど興奮しているよ。次に向けて進んでいきたいね」