今週末に開催されるUFC245では、メインカードでジョゼ・アルド対マルロン・モラエス、ユライア・フェイバー対ピョートル・ヤンの試合が行われます。
アルドはこの試合でこれまでのフェザー級から、さらに階級を落としてバンタム級での試合となります。
同じく過去にフェザー級からバンタム級への移行経験を持つフェイバーは、『MMA Junkie』のインタビューで、自分の経験からアルドが減量で苦戦する可能性があると語っています。
「私の考えでは、アルドはこのスポーツにおける史上最高のファイターの一人だ。彼が減量するのを見ると、彼にとってメンタル的に十分厳しいことはわかっている。彼の体がベストな状態になるかどうかはわからないね。初めて私がバンタム級で戦ったことを覚えているけど、どうなるか不安だったから減量し過ぎてしまったんだ。だから体が小さくなりすぎてしまったよ。彼も同じことになってしまうんじゃないかって思うね。それは彼にとって良くないことだ。上手くいけば、彼は私たちみんなが知っているアルドのパフォーマンスができるだろうけど、どうなるかは時間が経てばわかるよ」
フェイバーは2010年にUFCに加入する前のWECで、フェザー級タイトルをかけてジョゼ・アルドと対戦しています。このときは判定によりアルドが勝利しました。
アルドとの再戦について聞かれたフェイバーは、もしファンが望むのであれば対戦するつもりであると語りました。
「このディビジョンにいる全員と戦うつもりはないよ。重要な2~3試合を戦うつもりだ。それに今は集中している試合もあるからね。もしみんなが見たい試合って言うなら、間違いなくそうするだろう。でも一度に1試合ずつだし、それなら誰とでも戦うよ」