5月のブラジル大会では、ヘンリー・セフード対ジョゼ・アルドのバンタム級チャンピオンシップが行われる可能性があります。
現在バンタム級にいるユライア・フェイバーは、セフードがアルドと対戦することについて言及しました。
フェイバーは『MMA Fighting』のインタビューで、お金を追い求めるセフードを責めることはできないと語っています。
「彼は単にお金を稼ぎたいと思っているだけだし、彼を責めることはできないよ。彼らだって稼ぎたいんだ。それも稼ぐだけではなくて稼ぎ続けることだ」
昨年7月にリッキー・シモンに勝利して復帰したフェイバーでしたが、12月にはピョートル・ヤンと対戦したものの第3ラウンドノックアウトで敗れています。
フェイバーはヤンについても語ってます。
「この階級には非常に多くの優秀な選手たちがいる。この階級にとってこれまでで最もエキサイティングになっていると感じているよ。例えば(ピョートル)ヤンがいる。40歳の私を倒したことは、必ずしも納得させることができたわけではない。私はヤンが100%必ずしもタイトル挑戦権を手に入れるとは思わないが、私が見て見ぬふりをしなかったから彼にも可能性があると言えるね」
フェイバーはヤン以外にも、バンタム級には多くの選手がいると語りました。
「アルドは本当に良かった。(マルロン)モラエスも良さそうだったね。アルジャメイン・スターリングも出てきている。コーディ(ガーブラント)も復帰してやる気があってトレーニングを頑張っているよ。(ハファエル)アスンソンもいる。たくさんの選手がいるんだ。ディラショーは裏切ったけど、彼はサスペンションを終えたら出てくるだろう。興味深いことがたくさんあるね」
さらにフェイバーは、最近試合を行っていない元バンタム級チャンピオンのドミニク・クルーズが大きな存在になると考えています。
クルーズは2016年にガーブラントに敗れてタイトルを失って以降、試合を行っていません。
クルーズは2020年に試合を行う準備ができていると言及しており、もし彼が復帰したときには階級全体を変えることができるダークホースとしての存在になるとフェイバーは語っています。
「ドミニク・クルーズはヤンにとって悪夢のようなマッチアップになると思う。おそらくドミニクが戻ってきたらヤンと戦い、その勝者がタイトル挑戦権を獲得するだろう。みんなドミニク・クルーズとの対戦には即決しないだろうからね」