インタビュー・コメント

ジャスティン・ゲイジー「政治があってもタイトルに挑戦できる」

UFC暫定ライト級チャンピオンとなったジャスティン・ゲイジーは、今後現チャンピオンであるハビブ・ヌルマゴメドフとのタイトル統一戦を行う予定です。

ゲイジーはコナー・マクレガー戦といったマネーファイトがオファーされたとしても、タイトル統一戦を何よりも優先したいと考えています。

もしマクレガー戦がオファーされればゲイジーは戦うだろうと考えている人たちに対して、ゲイジーは『Joe Rogan Experience』で次のように語りました。

「その気になればすぐにでも彼(ヌルマゴメドフ)と戦えるよ。みんなは私が(マクレガーとの試合を)選ぶのだからウソをついていると言うだろう。ダニエル・コーミエが先日そう言っていたけど、私はそんなファイターではない。個人的には、このスポーツの歴史上類を見ないことをするチャンスが自分にはあると思っている。私がトニーを倒したようにハビブやコナーも倒せば、それは伝説になるほどだよ」

ゲイジーはジェームズ・ヴィック、バルボーザ、セラーニといった選手に第1ラウンドノックアウトで勝利していたものの、ダナ・ホワイトはファーガソンやマクレガーが挑戦することに関心を示していたため、それまでタイトルに挑戦することはできませんでした。

しかしヌルマゴメドフがファーガソンと戦うことができなかったことから、ゲイジーにチャンスがまわってきたことで、UFC249でファーガソンに勝利して暫定タイトルを獲得しました。

ゲイジーは今回の勝利に対して、政治が取り巻く中でもタイトル挑戦権を獲得できることを示せたと語っています。

「私は素晴らしいポジションにいる。なぜならタイトルをかけて戦うことができるんだからね。500人の選手がいて、彼らの一人一人が今すぐにでもこのポジションに立ちたいと思っている。そしてショーには政治が関わっていると考えている若い選手のために、私はタイトルに挑戦する理由や方法を示すことだってできる。結局はそうなるけど、発言権を得て政治を排除するチャンスが私にはあるんだ。政治は自分に関わっていた。私は試合に出られなかったし、コナーは何としてでも試合に出ようとしていた。でも今は自分が成し遂げたことで出場するチャンスを得られたんだ」

ゲイジーはマネーファイトのマクレガーよりも、ヌルマゴメドフやダスティン・ポイエーと戦いたいと語っています。

「ビジネス的には、コナーと今すぐ戦う方が賢いだろう。なぜなら間違いなく多くのお金を稼ぐことができるからね。でも私がハビブを倒したあとに(マクレガーと)戦うことで、さらに多くのお金を稼ぐことができるんだ。そしてもしコナーがいなければ、ポイエーと戦うよ。コナーは私の中には入っていないからね。今私のリストにいるのは、ハビブとポイエーの2人だけだ。両者と戦って良い報酬を得られれば、自分としては何の問題もないよ」