今週末に開催されるUFC251では、空位となっているバンタム級タイトルをかけてピョートル・ヤンとジョゼ・アルドが対戦します。
この試合が決定したのは当時チャンピオンだったヘンリー・セフードがドミニク・クルーズに勝利した後、突然引退を発表したからです。
ヤンは今週行われたメディアスクラムで、チャンピオンだったセフードを倒すことに興味はなく、あくまでも狙いはベルトを獲ることだと語りました。
「私の目標は常にベルトを獲得することであって、セフードを倒すことではない。セフードは逃げた。それが彼の選択だったんだ。もし彼がコンテンダー全員を倒せると自信を持っていたのであれば、留まっていただろう。なぜ逃げたのかわからないね。おそらく自分に自信がなかったのかもね。彼が言っていたように3人目のガールフレンドを見つけたのかもしれない。でも私はベルトのために戦うよ」
次期タイトル挑戦者として最有力のアルジャメイン・スターリングではなくアルドと対戦することになりますが、ヤンはアルドをレジェンドとして敬意を示し、相応しい相手であると語りました。
「彼はタイトルマッチに値すると思う。以前にもタイトル挑戦を約束されていたからね。彼はまだとても危険な選手だ。それにまだとても有名で、このスポーツにおけるレジェンドだ。だからとても興味深い試合になるだろうね」
ヤンはもしUFC251でアルドに勝利したら、誰が相手でもタイトル防衛戦を行うつもりであり、階級を変えて別のタイトルを狙うこともしないと語っています。
「もちろんまずはベルトを獲ることが私の計画だよ。決して対戦相手を選ぶことはない。UFCのマッチメーカーが誰を相手に選んでも戦うつもりだよ。誰とでもタイトル防衛を行うつもりだ。階級を変えるつもりもない。バンタム級でベルトを防衛することに集中するつもりだよ」