インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキー「コリアン・ゾンビはオルテガと戦うべき」

フェザー級チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、UFC251でマックス・ホロウェイの挑戦を退けてタイトル防衛に成功したものの、判定の結果は物議をかもすものとなりました。

そして試合後にフェザー級4位のコリアン・ゾンビは、ソーシャルメディアでヴォルカノフスキーに対してチャンピオンでいることが恥ずかしいと語り、次のタイトル挑戦権を要求しました。

ヴォルカノフスキーは『ESPN』のインタビューで、3月のUFC248で観客席にいたブライアン・オルテガがコリアン・ゾンビの友人であるパク・ジェボムに平手打ちをしたことにちなんで、次のように語りました。

「よくわからないね。もしかすると彼の仲間の一人が彼のために何か書いているのかもしれない。前回の私の試合直後に、彼かチームメイトかマネージャーが出しゃばり始めたんだけど、その後でそのうちの一人が叩かれたら黙り込んでしまった。ブライアン・オルテガが彼らを叩いたらしばらく何も話さなくなったんだ。黙らせるにはもう一回ビンタが必要かもしれないね」

今後はフェザー級でNo.1コンテンダーを決める必要がありますが、ランキング2位のマゴメドシャリポフは5位のヤイール・ロドリゲスと8月に対戦する予定です。

そのためヴォルカノフスキーは、3位のオルテガと4位のコリアン・ゾンビがまずは対戦するべきだと語っています。

「彼は試合を煽ってるだけかもしれないが、まずはブライアン・オルテガと戦う必要があると思うし、それがUFCの計画だと思うね。彼らにはNo.1コンテンダーになって欲しい。ブライアン・オルテガを倒せばみんな彼の名前を叫ぶだろうし、私も待っているよ。誰も恐れてはいない。はっきり言って、マックス・ホロウェイはこの階級で最もタフな相手だ。それも圧倒的にね。彼との再戦に勝てたことは嬉しかったし、誰も恐れていないよ。私はこの階級で最も難しい相手を倒してきたんだ。チャド・メンデス、アルド、マックスだ。3試合とも厳しかったね。私は自惚れるタイプではないが、今後行う他の選手との対戦には自信を持っているよ」

またすでに引退した元フライ級とバンタム級チャンピオンのヘンリー・セフードは、これまでUFC3つ目となるフェザー級タイトルへの挑戦について何度も呼びかけてきました。

そしてUFC251でヴォルカノフスキーが勝利した後にも、セフードは再びフェザー級タイトルに対して呼びかけたものの、ヴォルカノフスキーは変わらずセフードとの試合に興味がないと語ります。

「ヘンリー・セフードがやっていることはあまり気にしていないよ。私はコンテンダーを求めている。GOATになることについて話をしているんだ。この階級で最高の選手を倒したいし、防衛戦も行いたい。ヘンリーはフライ級、バンタム級、オリンピックでチャンピオンになるという素晴らしいことを成し遂げている。ファイターとしては尊敬するが、ここはフェザー級だ。彼に順番を飛び越させることはしないし、私がGOATになるための手助けにもならない。私はNo.1コンテンダーと戦いたいと言っているし、もし彼と戦うことになったらこの階級を止めてしまうことになる。そうしたくないといつも言ってきた。つまりそれは意味のないことだね」