インタビュー・コメント

サンドヘイゲン「エドガーかディラショーとやりたい」

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、コーリー・サンドヘイゲンがマルロン・モラエスに第2ラウンドTKOで勝利しました。

この試合のフィニッシュは劇的なバックスピンキックが決め手となりましたが、試合後の記者会見でサンドヘイゲンは、このような勝ち方は予想していなかったと語っています。

「自分にそういった勝ち方ができる力はあると思っていたが、予想はしていなかったよ。私はただ自分らしくいようと思っていただけなんだ。彼は本当に危険な相手だ。だから自分を守りながら彼をイライラさせて、自分のやり方で彼と戦おうとしていたよ」

ランキング1位のモラエスに勝利したことで、今後はさらにランキングの上昇が期待されます。

しかしすでに次期挑戦者候補であるアルジャメイン・スターリングに敗れていることから、サンドヘイゲンはまずはスターリングが挑戦するべきだと主張しています。

「もし私とヤンが組まれたら、スターリングには本当に申し訳ない気持ちになるね。とは言っても食うか食われるかのスポーツだから、もし彼らが私にタイトル挑戦権を与えてくれたら受けるつもりだよ。でもまずはスターリングとヤンが戦うべきだと思うね」

もしバンタム級チャンピオンのピョートル・ヤンとスターリングの試合が組まれたとしても、選手が欠場する可能性に備えて常に戦う準備をしておくつもりだとサンドヘイゲンは語っています。

「正直言うと、ブッキングされることを考えて、1年か2年前からそうしてきているんだ。試合が近くないときでもビッグファイトが控えていると考えて、体重を抑えて準備をしておくつもりだ。キャンプでもそうしてきたし、UFCにいる間はほとんどずっとそうしてきたよ。もし誰かがケガをしたらおそらく私が最初に選ばれる選手だと思うから、これからも間違いなく準備をしていくつもりだよ」

勝利したサンドヘイゲンは試合後に、次に戦いたい選手として元ライト級チャンピオンのフランキー・エドガーと、2年間の出場停止処分を終えて来年1月に復帰する元バンタム級チャンピオンのTJディラショーを挙げました。

どちらと対戦したいかと尋ねられたサンドヘイゲンは次のように語りました。

「どっちであろうと、自分により近い方と戦うよ。UFCのマッチメイカーが頭の中で何を考えているのかはわからないけどね。ただ試合に勝ったり良いフィニッシュをしたりすれば、良い試合を提供してくれることだけはわかっている。私にとってはどちらを選んでも大した違いにはならないよ。この2人だけが頭の中でタイトル挑戦のことを考えているから、その2人の名前を口に出しただけなんだ。この2人のうちのどちらかとやりたいね」

かつてサンドヘイゲンはディラショーと一緒にトレーニングをしていた過去があるものの、もしUFCから試合をオファーされれば受け入れる準備があると語っています。

「彼とは以前トレーニングパートナーだったが、それはもうずいぶんと前のことだ。今は全然別の場所にいるよ。二人同時にチャンピオンになることはできない。それに食うか食われるかのスポーツだ。トップになってベルトを獲得するためなら何でもやるつもりよ」