元ストロー級チャンピオンのヨアナ・イェンジェイチックは、今年3月のUFC248でチャンピオンのジャン・ウェイリーに挑戦して以降、試合を行っていません。
ポーランド出身の彼女は、パンデミックの移動制限によりフロリダにあるアメリカン・トップチームに行くことができなくなっているようです。
イェンジェイチックはUFCのイベント前に行われたライブチャットで、最近の状況について次のように語っています。
「COVIDの状況のせいで、どういうわけかアメリカに戻ることができないんだ。マイキー・ブラウン、カテル・クビスがいない中でアメリカントップチーム以外の場所やポーランドで準備をするなんて想像できない。私は彼らが大好きだし、彼らは私のチームだ。来年には復帰できると思うよ」
「今年の半ば頃からアメリカに戻るつもりだったけど、10月になり年末になり、このままだとおそらく1月になると思う。毎日トレーニングはしているよ。有酸素運動、柔術、ボクシングをたくさんこなしている。だから毎日動いて状態を保ち続けているよ」
次の試合までしばらく時間がかかりそうなイェンジェイチックですが、決してこのまま引退することはないと語っています。
「私は最高の人生を送っているし、夢を実現し続けている。知っての通りいつも忙しかったし、とても満足しているよ。今も戦ってるし、引退したわけじゃない。私のソーシャルメディアには多くの人から引退したってコメントをもらっているけど、引退したわけじゃない。ゆっくりしているだけだよ」
現在UFCでは無観客でのイベント開催が続いており、UFCのダナ・ホワイトは今のところ観客を入れて開催することは考えていないと言及しています。
パンデミック以降、まだ試合をしていないイェンジェイチックは、無観客での試合が想像つかないと語りました。
「ファンや観客がいない中で戦うのは想像できないね。私がどうやってみんなと関わっているのか知っているだろう。ファンなしでは戦えないよ。どんなスポーツであれ、ファンのいないスポーツはないんだ。みんなには私の試合を生で見てもらいたいし、応援してもらいたい。みんなからのエネルギーが必要なんだ。この熱気がいつも私をとても気分よくさせてくれるんだよ」