インタビュー・コメント

アデサンヤが将来的なジョーンズとの対戦を考える

先日UFCのダナ・ホワイトは、ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤがライトヘビー級チャンピオンであるヤン・ブラホビッチと対戦する予定であると語りました。

まだ正式には発表されていないものの、今後話が上手く進めばチャンピオン対チャンピオンの試合が実現する可能性があります。

アデサンヤはこれまでジョン・ジョーンズとのスーパーファイトを行うことを計画していて、ライトヘビー級に向かう可能性も示唆してきました。

アデサンヤは『Submission Radio』に出演し、UFC254でロバート・ウィテカーが勝利したものの、対戦が実現しなかったことから次の計画に向かって動き出す予定であると語っています。

「ロバートはジャレッドを上手く抑え込んでいたし、その試合を楽しみにしていたんだ。戦いたいと思っていた。でもその後で上手くいかなかった。仕方がないと思ったし、柔軟性を持たなければならない。なぜなら確実なものは何もないからだ。状況は常に変化する。それに欲しいものはすぐに手に入る。だから完璧だと思ったんだ。俺が話し続けてきたジョーンズ戦には最適だし、この試合に向けての準備は完璧だよ」

アデサンヤはウィテカーとの対戦よりも、ブラホビッチの方が興味深いチャレンジになると語っています。

「ヤンについては良いファイターだよ。グラウンドは素晴らしいし、立った状態でも厄介だしとても危険な存在だ。ウィテカーは俺を困難にさせることはない。でもこの試合なら俺を困難にさせるだろう。だから戦いたいんだ。彼には伝説的なポーリッシュ・パワーがある。でもパワーなら誰にでもあるだろう?俺も前回の試合で証明したよ。そしてそのパワーはどうにかして相手に当てないといけない。俺は簡単には当たらないよ」

またこれまで対戦に興味を示してきたジョン・ジョーンズですが、ライトヘビー級タイトルを返上すると同時に、将来のヘビー級転向を示唆しました。

アデサンヤはブラホビッチからライトヘビー級タイトルを獲得し、さらにジョーンズがヘビー級タイトルを獲得した場合、3階級制覇を目指していく考えを明らかにしています。

「彼ができなかったことを俺はやろうとしている。3年後にはやろうとしていることを果たしたいね。ジョーンズはこれまで何もしていないのに、階級を上げて戦おうなんて話はしないで欲しい。彼が会社に入ってどれくらいになる?10年以上だ。俺は3年でそれをやろうとしているし、実際に階級を上げようとしている。そして彼が本当にやるかどうかを待っているところだ。俺がヤンからベルトを獲得して、ジョーンズがどんな理由であれヘビー級に上がってもしベルトを手に入れたとしたらどうなるか考えて欲しい。その後で俺はヘビー級に行くつもりだ。そして同時に3つのベルトを獲得することになるだろうね」