今週末のUFCファイトナイトでは、ジョゼ・アルド対マルロン・ヴェラのバンタム級マッチが行われます。
前日計量はアルドが136ポンド、ヴェラが135ポンドで両者ともバンタム級の規定体重をクリアしています。
— Ariel Helwani (@arielhelwani) December 18, 2020
今年7月にピョートル・ヤンとのチャンピオン決定戦で敗れて以来の試合となるアルドは、今週のメディアデーでこの試合がキャリアの新しいスタートと考えていると明らかにしました。
「今は自分のキャリアの再スタートだと感じている。新しいキャリアの最初の試合だ。いつも素晴らしい選手たちと戦っているからプレッシャーは感じていないよ。ハードなトレーニングを続けて、次の対戦相手に向けて準備をしているところだ。プレッシャーは感じていないね」
「勝つことがモチベーションを維持している。新しい階級でチャンピオンになりたいからハードなトレーニングをしているんだ。それが毎日のモチベーションになっているよ」
かつてはフェザー級で絶対的な地位を築いてきたアルドですが、最近では2019年2月のモイカノ戦以来勝利がありません。ヴォルカノフスキー、モラエス、ヤンと現在3連敗中となっています。
しかしアルドはUFCを離れるつもりはなく、新しい階級であるバンタム級でチャンピオンを目指して最後まで戦っていくつもりだと語っています。
「絶対にないね。UFCから離れることは考えていないよ。明日もし契約が終了したらここに残るためにUFCと契約を更新するだけだ。自分で始めたことだし、UFCで最後までやり遂げたいと思っているよ。お金の問題ではないんだ。神に感謝しているし、プロ生活を終えて生きていくための準備は出来ている。だから他のプロモーションで戦うことを頭の中をよぎることは絶対にないんだ」
UFCを離れるつもりはないとするアルドですが、今後の対戦相手についてはまだ考えておらず、まずはヴェラとの試合に集中していると語っています。
「私はいつも一歩一歩着実に自分のキャリアを進めている。今はマルロン・ヴェラについて考えているところだし、将来については試合後に考えるよ」