インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキーが得意とする攻撃スタイルを語る

昨年10月にはブライアン・オルテガがジョン・チャンソンに勝利し、次期フェザー級タイトル挑戦が濃厚となっています。

フェザー級チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、マックス・ホロウェイに2回防衛した後は挑戦者が不在となっていましたが、勝利したオルテガのパフォーマンスを称賛しています。

ヴォルカノフスキーは『SCMP MMA』のインタビューで、オルテガの試合を振り返って次のように語っています。

「まさか彼が戦うとは思っていなかったから驚いたよ。賢く戦っていたとは言わないが、彼のいくつかの攻撃は私が予想していなかったものだったね。フィニッシュを狙っていたと思ったよ。彼が示した忍耐力、攻撃、フェイクなどの多くは私たちが取り組んでいるものだ。彼が私たちのやり方を見習っていたのかどうかは知らないが、間違いなくステップアップしていたし、良い動きだったね」

ヴォルカノフスキーは自分の武器の一つとしてプレッシャーを挙げ、ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤもこのプレッシャーに唸った一人だと明らかにしました。

「戦えることに興奮していると同時に自分は別のレベルにいて非常に多才だし、どこであっても試合に出られると考えている。それに私は決して諦めないんだ。総合的に自分の方が上だと言うのは簡単だが、それよりももっと深いところにある。たくさんの些細なことも正確に会得し、もし誰かに困難がもたらされたとしてもいつでも受け止められるような完璧な選手になろうと頑張っている。私の得意とするプレッシャーをかけるスタイルなら彼を倒せると考えているよ。プレッシャーをかけにいくから楽しい試合になるだろうね。彼をイライラさせるのは楽しいし、みんなもそれを見たがっているはずだよ」

「プレッシャーにはレベルというものがある。私のプレッシャーは世界にいるほとんどの人が感じたことのない別次元のものだと思うね。イジーことイスラエル・アデサンヤは、私たちがスパーリングをしたときに、体のサイズが半分なのにプレッシャーをかけて自分を劣勢に追いやっていると言っていたよ。『こいつは俺の体の半分しかないんだからそうはさせない』とね。だから彼は一歩も引かなかった。いつの間にか彼も劣勢にならないかと私の動きを気にするようになったんだ。そういったことは実際に目の前に立ってみないとわからないことだね」