UFC257でダスティン・ポイエーがコナー・マクレガーに、マイケル・チャンドラーがダン・フッカーに勝利したことで、今後のライト級戦線に注目が集まっています。
現在のライト級ランキングではポイエーが1位になり、2位にジャスティン・ゲイジー、3位にチャールズ・オリベイラ、そして4位にはマイケル・チャンドラーが入ることになりました。
オリベイラは今週『MMA Fighting』のインタビューで、次の試合について言及しています。チャンドラーとの試合よりも、ポイエーとライト級タイトル戦を組むべきだと主張しました。
「俺たちがタイトル戦をするべきだ。組まれるべき試合だね。ダスティン・ポイエーもそう言っていただろう。俺は8連勝中だし他にはいない。UFCは俺に大会20日前にトニー・ファーガソンとの試合を組んだが、何が起きたか見ただろう?彼らはダスティン・ポイエーとコナー・マクレガーを対戦させた。マクレガーはこの団体にとって重要な存在だが、ポイエーが活躍した。タイトル戦に相応しいと思わないか?この試合を組むべきだね」
「マイケル・チャンドラーはすごくタフな選手で、ベラトールでは歴史を築いてきたが、ここに来てからは1度戦っただけに過ぎない。だからチャールズ・オリベイラ対ダスティン・ポイエーを組むべきだ。他の方法はない。誰もがこの試合の実現を望んでいるよ」
オリベイラは、ポイエーとのタイトル戦が組まれれば勝つ自信があると主張しています。
「ダスティン・ポイエーは打撃もグラウンドも本当にタフな選手だ。でも俺の打撃が進化していることは周知の事実だし、誰とでも殴り合うのを嫌がったりはしない。そして俺のテイクダウンがいかに危険なのかもみんなわかっていることだ。みんなのことは敬意を払っているけど、今自分にとってのチャンスであり、俺の時代なんだ。2021年にはUFCチャンピオンになるだろう。ノックアウトでもサブミッションでも、最終的に勝つんだからどっちでもいい話だね」
また現在のライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフはこのまま引退するのか、それとも復帰するのかはまだ明らかとなっていません。
オリベイラはヌルマゴメドフに敬意を示しつつも、復帰しないのであれば新たなタイトル戦を組むべきだと語っています。
「29連勝していてキャリアで負けたことがない彼に対しては敬意を示すべきだ。これまで戦ってきた相手を全て圧倒し、この階級のビッグネームを下してきた。でも俺とは戦ったことがないからどちらが上かは言えないだろう。彼はダスティン・ポイエーとコナー・マクレガーを倒したからあの2人よりも実力が上だとは言えるけど、俺とは戦ったことがないからどちらが上かはわからない。俺がダスティン・ポイエーに勝ってチャンピオンになれば、彼は復帰するかもしれないし、もしそうなればベルトを狙ってくるだろう。でも復帰するとは思えない。彼は父親のお墓の前で約束したんだからね。だから今はチャールズ・オリベイラ対ポイエーのライト級ベルトを賭けた試合に焦点を当てようじゃないか」