今週末のUFCファイトナイトでは、コーリー・サンドヘイゲン対フランキー・エドガーのバンタム級マッチが行われます。
エドガーは試合に向けた会見で、UFCでデビューして約14年にもなりますが、今でも試合の前は興奮していると語っています。
「まだ引退の日については考えたくない。今でも緊張で少しソワソワしてしまうんだ。すると対戦相手のことをいろいろと考え始める。でもずっと続くわけじゃない。昔は少し長く考えすぎたけどね。今はそれを乗り越えてすぐに仕事に取り掛かれるようになっているよ」
現在のバンタム級ランキングではサンドヘイゲンが2位、エドガーが4位となっています。
1位のスターリングは3月のUFC259でピョートル・ヤンへの挑戦が決定しており、この試合に勝利することで次期タイトル挑戦が見えてきます。
「今回は意味のある試合だと思うよ。彼はアルジョ(スターリング)以外で私の上にいる唯一の選手だ。アルジョがタイトルに挑戦するから、ここで勝てばタイトル獲得に向けて飛躍できると思うね」
エドガーとサンドヘイゲンは当初昨年1月に対戦する予定だったものの、前月に韓国で行われたイベントでブライアン・オルテガが欠場したことから、急きょエドガーがジョン・チャンソンと対戦し、それによってサンドヘイゲン戦はなくなることになりました。
しかしエドガーはUFCにおける1年は非常に長いものであるとし、新たにゲームプランを構築したことを明かしています。
「自分が全て見てきてやり遂げてきたとは言わないよ。このスポーツは変化がとても早い。みんないつも別の選手になってくる。このスポーツでずっと同じ選手なんて誰もいないよ。私がこれまでに見てきていないものは多くはないけど、コーチが全てを解決してくれるし、何をすべきか教えてくれるんだ」
「約1年前に戦うはずだったから彼のことは少しだけ知っているよ。彼がどんなタイプの選手なのか見通しを立てるのは良いことだけど、このスポーツでは1年が経過するのは長い時間だ。だからゲームプランを再構築しなければいけなかったんだ」
エドガーはこの試合の勝利に自信を示しつつも、現在28歳のサンドヘイゲンの将来性は高いと認めています。
「コーリーは非常に良い選手で次に飛躍するかもしれない。フレッシュな選手だし、5～6年後に彼がどうなっているかなんて誰にもわからないだろう。私が彼と対戦して勝った後、彼が成長してチャンピオンになれば、私の戦績が立派に見えるようになるだろうね」