インタビュー・コメント

反則負けでタイトルを失ったピョートル・ヤンのコメント

UFC259ではピョートル・ヤン対アルジャメイン・スターリングによるバンタム級チャンピオンシップが行われました。

ところが試合はヤンがスターリングの頭部にイリーガルな膝蹴りを行ったことで、スターリングが試合続行が不可能となり、レフェリーは意図的に行われたものと判断し、ヤンの反則負けでスターリングがベルトを獲得することになりました。

ヤンは試合後の記者会見で反則は意図的なものではなかったと主張しています。

「全てを見ていただろう。何と言っていいかさえわからないよ。試合前にレフェリーは選手がグラウンドかどうか手の位置を注意深く見ているのをわかっていたんだけど、彼の手に注意が行き過ぎて足のことを忘れていたんだ。イリーガルな攻撃をするつもりはなかったよ。イリーガルだと気づかなかったんだ。しばらくの間自分は全て正しいことをしてたと思っていたくらいだからね」

スターリングはUFC史上初となる失格によるタイトル獲得した選手となりました。これにいてはヤンもすぐに再戦する意志を示しています。

「最悪だし、選手として彼もこのような形でベルトを獲得したくないと思っているんじゃないかな。そして彼が健康であればすぐに再戦できることを願っているよ」

またUFCのダナ・ホワイトも試合後の記者会見で、最悪な終わり方になってしまったと語っています。

「最悪な終わり方だったね。でも良い試合だったよ。みんな今夜のあの試合には興奮していたし、良い試合になることはわかっていた。だから最悪だったね」

ホワイトはできる限り早くバンタム級チャンピオンシップの再戦を行うつもりだと語っています。

「できるだけ早くそうするよ。アルジョは病院に行ったが問題はなかった。どこも悪いところはなかったよ」