アルジャメイン・スターリングは今年3月に行われたピョートル・ヤンとの試合で、ヤンがイリーガル・ニーによって失格となったことでバンタム級タイトルを獲得しました。
スターリングは今回の結果に不満を持っており、ヤンとの再戦をできる限り早く実現させたいと考えています。
しかしこれまで10年近く抱えてきたケガを治すべく、椎間板ヘルニアのために首の手術を受ける予定だということです。
スターリングは『ESPN』のインタビューで、手術を受けるものの秋頃の復帰を視野に入れていると明らかにしました。
「3ヵ月で治ると言われたし、そうすれば準備を始めることができる。医師らは私の首がきちんと治るまで試合をさせたくないようだ。もし早く治れば5ヵ月後が理想だね。ワクワクしているよ。早く治れば治るほど、早く戦うことができる。あと3ヵ月で回復して予定通りに進めたいと思っているよ」
年内に再びヤンと戦うつもりのスターリングですが、手術によって欠場が長引いた場合でも暫定タイトルには否定的な見解を示しています。
「ヤンは昨年7月にベルトを獲得して12月に私と戦う予定だったのに、今年3月に延期しなければならなかった。だから暫定タイトル戦を行う理由が見当たらないね。彼がどんなウソのケガをしたとしても、それを治すのに十分な時間があった。彼にそんな時間的余裕があるのなら、私にも何年も先延ばしにしてきたケガを治す余裕があるはずだ。なぜ暫定タイトルを急ぐ必要があるんだ?」