週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、イスラム・マカチェフがティアゴ・モイゼスに第4ラウンドサブミッションで勝利し、8連勝を達成しました。
マカチェフはケージ内のインタビューで、次の相手としてハファエル・ドス・アンジョスの名前を挙げました。
しかし試合後の記者会見ではトニー・ファーガソンとの対戦に興味を示しています。
「もし自分に選択権が与えられるのならトニーがいい。我々と彼には歴史があるからね。ハビブは彼と5~6回戦うことになっていたが、これで終わりにしよう。私がこれを終わらせる。そしてトニーはハビブのレベルではないことを世界中の人たちに示すつもりだよ。みんなハビブのプレッシャーがどれほどのものか理解していない。君たちには説明できないが、全てわかっていると思う」
マカチェフはヌルマゴメドフの後継者と言われている中で、目標にしている選手であると語っています。
「誰かが私のことをハビブとほとんど変わらないと言うなら、それに同意するよ。私はハビブのようになりたい。彼は偉大な人物で、チャンピオンであり、大金もあって全てを手にしているが謙虚なんだ。彼は家族と離れてアメリカに来ている。1~2ヵ月滞在して我々をサポートしてくれる。お金も何も受け取らずに全部やってくれるんだ。我々がアメリカに来たとき、彼はチームのために大きな家やたくさんの車を借りたが、誰も支払わなかった。彼が全て支払ってくれたからね。ハビブを説明することはできない。彼は色々やっているけど誰もこのことを知らないんだ」
次の対戦相手としてジャスティン・ゲイジーやマイケル・チャンドラーについて指摘されたとき、自身がどちらの選手とも互角以上に戦える理由を説明しています。
「なぜ彼らがいつも打撃をしているのかわかるか?彼らはレスリングスキルがないからグラップリングができないんだ。それが理由だよ。しかし私には打撃スキルがあるし、この階級の誰よりもレスリングスキルがあるから、彼らは逃げているんだ」
2020年は試合がなかったマカチェフは今年すでに2勝を挙げています。年内にもう1試合行う予定であると示唆しています。
「今年の終わり頃にもう1試合やろう。もう1試合フィニッシュして、ファイター・オブ・ザ・イヤーになるつもりだよ」