元UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズは、タイトルを返上して以降、ヘビー級への転向を進めてきたものの交渉が難航していることから出場できずにいます。
ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤはこれまでジョーンズとの対戦を望んできたものの、本当にヘビー級へ転向するのか疑問に思っています。
実際アデサンヤは3月のUFC259でライトヘビー級チャンピオンのヤン・ブラホビッチに挑戦して敗れたものの、階級を上げることを実現しました。
アデサンヤは『The MMA hour』のインタビューで、ジョーンズがヘビー級で戦う姿は見れないだろうと予想しました。
「ジョン・ジョーンズがヘビー級で戦う姿は見ることができないだろうね。彼は2013年から言い続けている。やるかやらないかだけなんだ」
「私の場合はUFCに入って3年以内に階級を上げたんだ。上の階級にいる人たちは敬意を示してくれたし、チャンピオンでさえも私を称賛してくれた。だから誰にでもできることではないと思うんだ。そして彼は今理由もなく太っているからね」
ダナ・ホワイトによると、ヘビー級ではまずフランシス・ガヌー対シリル・ガーヌの統一戦が行われるため、ジョーンズが復帰することになっても2022年以降になります。
一方のアデサンヤもロバート・ウィテカーとのタイトル戦がおそらく2022年になると予想されているため、すぐに試合を行うことができません。
しかしアデサンヤはいつかジョーンズと対戦する日がやってくると信じていると語っています。
「100%そうなると思っている。でもそれが問題なんだ。いつ行われるのかがわからない。だから注目していて欲しい。どこでどのように行われるかはわからない。ただ何が起こるかは想像しているよ。でもまずは彼が階級を上げるのかどうかだね。最初に階級を上げてそこにいる選手たちを相手にするかどうかだ。私は彼と戦えると思っているが、彼はできると思っているのだろうか?」