今週末にアブダビで開催されるUFC267ではカムザット・チマエフがリー・ジャンリンと対戦します。
チマエフはこれまでキャリア9勝無敗となっていますが、ランカーであるジャンリンに勝てばウェルター級ランキング入りは間違いありません。
これまでウェルター級とミドル級で試合をしてきたチマエフですが、『Red Corner MMA』のインタビューでまずはウェルター級でタイトルを獲得することに集中していると語りました。
「コーチに約束したから今はウェルター級に焦点を当てているんだ。彼がそうすべきだと言っていた。今では誰もが私のことを知っているし、有名になった。だから今はウェルター級で試合をしてベルトを獲得して、それから階級を上げて同じことをしていくつもりだ」
「トップ10にいる選手と戦いたいね。10人に勝って20勝無敗になったら、次は84kg(ミドル級)の選手を20人倒して40勝無敗になる。どうなるかはわからない。全てが上手くいくことを願っているよ」
タイトルを獲得するためにはチャンピオンであるカマル・ウスマンに勝つ必要があります。
ウスマンの残りキャリアを考えると、チマエフはできる限り早く対戦を実現させたいと語りました。
「そう望んでいるが、彼は何歳だろう?35歳くらいかな。彼にはもう時間が残されていないから、彼が去る前に実現させたいね。自分がこの試合でベストファイターになるし、終わったときにはベルトを獲るだけでなくパウンド・フォー・パウンドNo.1の世界最高の選手として記憶されたい。2つ、3つとできるだけ多く獲りたいね」
しかしまずは今週末に対戦するリー・ジンリャンに勝つ必要があります。ウェルター級ランキング11位にいるジンリャンですが、チマエフは勝つ自信を示しています。
「どうやって彼は私を止めるつもりなのか?彼は普通の男だけど、私は特別な男だ(笑)。みんな彼が強いしタフな相手だと言っている。私が誰かと対戦するときには、いつもみんなが噂するんだ。私のマネージャーがジムに何人かの選手を連れてきて、彼は最高のレスラーだと言っていたが、私は彼らをみんな倒してしまったよ」