インタビュー・コメント

スティーペ・ミオシッチ「タイトルを取り戻したい」

元ヘビー級チャンピオンのスティーペ・ミオシッチは、今年3月にフランシス・ガヌーにノックアウト負けになった後、まだ次の試合が決定していません。

ミオシッチはすぐにガヌーとの再戦を期待していたものの、UFCはシリル・ガーヌ対デリック・ルイスの暫定タイトル戦を行い、勝利したガーヌは来年1月のUFC270でタイトル統一戦を行う予定です。

ミオシッチは『The MMA Hour』に出演し、暫定タイトル戦に呼ばれなかったことについて次のように語りました。

「呼ばれたかったね。UFCが何をしているか理解しているつもりだし、それはビジネスだが、同時に(ガヌーとの)トリロジーファイトに相応しいと思っている。暫定タイトル戦を求められることもなかった。受けていたかどうかはわからないけど、求められるだけでも良かったと思う。どうなっていたかはわからないよ。もう終わったことだからね」

「(前回のガヌー戦は)彼にペースを握らせてやりたいようにさせてしまったね。自分のやりたいことができずにただ後ろに下がっていた。何度か殴られたし、手痛い攻撃も受けた。間違ったことがたくさんあった。でも聞いて欲しいのは、我々はみんなミスをするものだ。全ての経験が人を強くさせる。彼は何発か良い打撃を放っていたが、あの左フックだけは見えなかった。あれで試合が終わったんだよ」

ミオシッチはもしタイトルに挑戦できなかった場合、以前からヘビー級転向を示唆しているジョン・ジョーンズとの試合にも興味を持ってます。

ジョーンズはヘビー級タイトル戦以外は興味はないとしながらも、ミオシッチは転向していきなりタイトル戦は行うべきではないと語っています。

「自分は乗り気だよ。彼は望んでいなかったと思う。全ての経緯は知らないが私はやる気だ。そして彼はタイトル挑戦を望んでいる。彼が成し遂げてきたことは知っているし、おそらく史上最高の選手の一人だと思うが、それでも順番を待たなければならない。それは私がライトヘビー級に転向して、タイトルを狙いたいと言っているようなものだよ」

ミオシッチは再びヘビー級タイトルを取り戻すことを視野に入れており、12月にラスベガスに行ってUFCと今後について話し合う予定だと語っています。

「いつも言っているように、誰とでも戦うけどあのトリロジーファイトは本当にやりたいんだ。あのタイトルは自分のものだった。それを取り返したい。当然トリロジーをやる。タイトル挑戦権を手に入れて、私のベルトを取り戻す。全てが平常に戻るんだ」