年内全てのペイパービューが終了し、次回は1月22日に開催されるUFC270となります。
メインイベントではフランシス・ガヌー対シリル・ガーヌによるヘビー級タイトル統一戦が行われます。
チャンピオンのガヌーはタイトル獲得から現在までにUFCとの問題、ジョン・ジョーンズとのスーパーファイト、元トレーニングパートナーであるガーヌとの関係など様々なことで話題になっています。
しかしガヌーは『MMA Junkie』のインタビューで、余計なことに気を取られずに試合に集中するつもりだと語りました。
「状況がどうあれ自分がやろうとしていることは、試合に向けて自分の気持ちに何も立ち入らせないことだ。結局のところ、何事にも気を取られてはいけない。もし何か間違いがあれば、周りに気を取られている自分の責任になる。この試合の契約をしたんだから、真剣に取り組んで集中するべきだ。周りで何が起ころうと関係ない。それは終わってからの話だね」
「(ジョーンズのことは)個人的にもはやどうでもいいことだ。ジョン・ジョーンズは色々なことを言うけれど、それでも我々はここにいる。スティーペ戦後にジョン・ジョーンズ以外の誰かと戦うとは思っていなかったのに、10ヵ月近くが経ってあの時に全く想像していなかったシリル・ガーヌと戦うことになった。ジョン・ジョーンズは言っていることとやっていることが違う。だから俺は自分のやりたいことをやるだけだ。将来がどうなるかわからないんだからね」
対戦するガーヌは現在キャリア無敗となっていますが、ガヌーは自分の経験とスキルが最終的に勝利をもたらすと語っています。
「無敗というのは何の意味もない。無敗というのは経験不足を意味すると考えているからだ。試合に負けることで学ぶこともあり、それを経験しなければ理解できないこともある。これまで無敗の選手と戦ったことがあるし、初めての経験ではない。無敗だろうとケージの中に入れば自分と相手だけになり、その時点では何の関係もないことだ」
「シリルとの試合はとても大きなものになるだろうね。彼は良いヤツだし、とても才能がある。だが俺はプレデターでありチャンピオンだ。この試合はとても良いマッチアップで、間違いなく観客は良い試合を見ることができるだろうし、おそらく最後はエキサイティングなノックアウトが待っていることだろう。良い試合になるだろうね」