インタビュー・コメント

カムザット・チマエフが今後の展望について語る

2020年にUFCでデビューして以降、4戦無敗のカムザット・チマエフですが、次の対戦相手としてギルバート・バーンズに焦点を当てています。

現在のウェルター級ランキングではチマエフが11位、バーンズが2位となっているものの、勝つことに自信を示しています。

チマエフは『RT Sport』のインタビューでバーンズ戦について語っています。

「この数字には何の意味もない。正直なところ、彼には本当の意味でのチャレンジ精神が感じられないんだ。いずれ分かることだろう。試合ではあらゆることが起こるかもしれないが、俺はいつも通り自信を持っている。自分のスキルとパワーで彼を打ちのめすだけだ。彼は自分で違うと感じているかもしれないが、出場すれば前回と同じことをするだけだよ」

UFC272のメインイベントでは、コルビー・コビントン対ホルヘ・マスヴィダルが行われます。

チマエフはバーンズに勝利した後、この試合の勝者と対戦することを、現チャンピオンであるウスマン戦に向けた足掛かりになると考えています。

「素晴らしい試合をしてくれると思うよ。マスヴィダルは少しお気に入りの選手だけど、コルビーもタフガイだ。彼は上手く戦う。フィフティ・フィフティだろうね。どっちが勝ってもかまわないよ。俺はバーンズと戦って勝った後は、マスヴィダルとコビントンの勝者と戦えればと思っている。というのもウスマンは手をケガしていて回復に時間が必要だからね。彼が早く回復することを願っているし、彼と戦うことを楽しみにしているよ」

「でも今のところギルバートとの試合の勝者が、マスヴィダル対コビントンの勝者と暫定タイトルか、もしくはNo.1コンテンダーの座をかけて戦うことになると思うんだ。そしてウスマンが復帰すれば彼と戦うことになるだろう。これは良いプランに思えるね」

ウスマンが復帰した後にはまずレオン・エドワーズの挑戦が濃厚となっており、バーンズもまだチマエフとの対戦に正式に契約したわけではありません。

チマエフはバーンズが契約をしなくても、上位にいる選手となら誰とでも戦うつもりだと語りました。

「彼が契約書にサインしなくても問題はないよ。とにかく気にしていない。バーンズがサインしなくても、トップ10にいる選手なら誰でもいい。俺はただお金をもらって戦って前に進む必要があるだけだ。もし俺がみんなを一人ずつキルしていけば、俺から逃げることはないだろう」