昨年7月にダスティン・ポイエーとの試合で足を骨折して以降、回復に努めているコナー・マクレガーですが、今後はライト級に戻るつもりはないようです。
マクレガーは『TheMacLife』のインタビューで、現在ウェルター級のカマル・ウスマンとの対戦を熱望しており、UFC史上初の3階級制覇を成し遂げたいと語りました。
「復帰するのはウェルター級タイトルをかけてウスマンと対戦することが目当てだ。正直言って誰にも言っていないことだし、ここ2〜3日そう思っているだけだ。何のために体重を減らすのか?すでにライト級のタイトルを獲得しているし、ライト級の体格になったが、今の自分は大きい。体が大きいし、力強く健康的でエネルギーもある。ひどいケガをしての復帰だ」
「ウスマン戦は自信がある。ジャブありきのオーソドックスなレスラーでサブミッションがない。どこに危険がある?危険はないだろう。彼のグラウンド&パウンドは強くないし、年齢も高めだ。それに加えてまた世界タイトルを獲るんだ。トリプル・クラウンだ。俺がすでにやったような3階級で3ノックアウトを達成した者はいないが、この試合が実現すればこれまで誰も成し遂げていない3階級でUFC世界タイトルを獲得するつもりだよ」
これまでにもウェルター級で試合をしたことがあるマクレガーですが、ライト級よりも良い準備が出来たことでウェルター級に留まる可能性を示唆しています。
「今はどの階級なのかを見極めることだ。ただもう一度ライト級に戻るというのはあまり考えられない。食べてトレーニングをしてカロリーをカットしないから、これが俺の自然な状態だ。もっと大きくてもいい。ウェルター級を見据えている。それより上にはあまり行きたくないから、ウェルター級がいいね。この階級でフルキャンプをしたときは、いつも素晴らしい時間を過ごすことができた。特にディアスとの再戦とカウボーイとの試合だ。完璧なパフォーマンスだったと思う。カロリー不足にならず、UFCのオクタゴンの中でおそらく最高のパフォーマンスができたと思うよ」
マクレガーは夏の終わり頃に復帰を目指していて、正確な時期はまだわからないようですが、ウスマンとの対戦の可能性にモチベーションを高めていると語っています。
「とても興奮しているよ。歴史を作るんだ。再びワクワクする試合になる。トリプル・クラウンは一度も成し遂げられたことはない。3つの世界タイトルを獲得することは、俺が生きている間に誰も成し遂げることはないだろう。もし俺がカマル・ウスマンをノックアウトしたら、UFCの世界タイトルを3つ獲得することになる。ジョゼ・アルド、アルバレスを倒し、そしてカマル・ウスマンを倒す。3つのノックアウトに3つの世界タイトルだ」