インタビュー・コメント

トニー・ファーガソン「バックアップにはならない」

今週末にはUFC242でハビブ・ヌルマゴメドフとダスティン・ポイエーによるライト級タイトル統一戦が行われます。

しかし場合によってはメインイベントのどちらかの選手が出場できない可能性もあり、その場合のために代わりとなるバックアップの選手が控えています。

ヌルマゴメドフとポイエーの次にいるタイトル挑戦者候補としてトニー・ファーガソンがいますが、今回のバックアップにはならなかったようです。

ファーガソンは『ESPN』のインタビューで次のように語りました。

「まず第一に、私は誰のバックアップにもなっていない。現在12連勝中だ。それについて話をされたし、ちょっと興味はあったが、結局のところ私はバックアップのためにここにいるわけではない。ベルトを持っている。12連勝も成し遂げた。次に待っているのはベルトをかけた試合だよ。特にファンのために期待を高めていく必要がある。大いに宣伝が必要だ。フルキャンプでの準備をするのに相応しいはずだよ」

最近インタビューを受けたコナー・マクレガーは、復帰したときに希望する対戦相手の一人にファーガソンを挙げたものの、今はタイトル挑戦以外に興味はないと語っています。

「彼には興味がない。彼は元カノのような感じだよ。彼のことを気にかけるのをやめたんだ。当初彼は列に並んでいたし、タイトルを狙いに行っていたが、その後関係なくなったら、彼のことは全然気にしなくなったね。今彼が私の名前を口にしているって?とっとと失せろって感じだよ」

ファーガソンはマクレガーとの試合を嫌っているわけではなく、正しいステップを踏むべきだと主張しています。

もしマクレガーがUFC242で敗れた選手と戦って勝利したときには、将来戦う可能性があると語っています。

「いざとなったら、今後私たちがそうする必要があるかもね。彼は次の試合で今週末の敗者と戦えばいい。もしランキングで追いつきたいんだったら、正しい方法でやらなければいけない。だから私が次にタイトルを争うのであれば、彼は敗者と戦うべきなんだ。もし彼が勝ったら、そのときはおそらく彼に挑戦権を与えるだろうね」

ファーガソンはこの試合の勝者との対戦を望んでいますが、理想としては年末でのチャンピオンシップを望んでいると語ります。

「ダスティンかハビブのどちらかと次のタイトル戦になるから、UFCのお偉いさんには12月のラスベガスでぜひ実現して欲しいね」