週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、マルロン・ヴェラがロブ・フォントを判定で破り勝利しました。
試合はいくつかノックダウンを奪ったヴェラでしたが、最終的にフィニッシュまで持っていくことはできませんでした。
試合後のインタビューで消極的な姿勢を問われたヴェラは、冷静さを示すことができたと語っています。
「試合をするたびに仕事を覚えていく。だから今日見せたスキルには自信があるんだ。良くなっているような気がするよ。来週にはジムに戻ってそこからまた頑張るつもりだ」
「自分には経験があるから、クレイジーになりすぎて彼をフィニッシュしようとは思わなかった。いくつかエルボーが当たっただろう？彼は明日頭が痛くなるんじゃないかな。彼の顔にそれが表れている。俺はただ彼を痛めつけることができることを示しただけだ。だが冷静さも見せることができた。クレイジーになって相手をフィニッシュしようとするヤツよりもちょっと危険だよ。時には相手をフィニッシュできないこともある。今日はそういう状況でも冷静に対処できることを示したんだ」
フォントはバンタム級の規定体重を2.5ポンドオーバーすることになりましたが、ヴェラは試合を辞退することは考えなかったと語っています。
「彼は145ポンド(フェザー級)で戦うべきだが、その度胸がないように見えるね。彼らは減量の仕方を知っているし、それについては何の問題もないが、大幅な減量は不正行為と同じだと思っている。だから俺は体重を152～155ポンドでキープしている。でもそれは年間を通してトレーニングをしているからだ。一貫性がなければいつか追いつかれることになるし、今夜はそれを目の当たりにしたよ」
またヴェラは2020年12月のUFCファイトナイトで敗れたジョゼ・アルドに対して再度戦いたいと語りました。
ヴェラはアルドに敗れて以降、フォント戦も含めて3連勝となっています。
「アルドともう一度戦いたい。特に5ラウンドマッチでね。彼は(2020年)12月に戦ったときに5ラウンドマッチを辞退したんだ。彼をぶっ飛ばしたい。もし試合が組まれれば、彼をフィニッシュする。それは保証するよ」