週末に開催されたUFC278では、メラブ・ドバリシビリがジョゼ・アルドに判定で勝利しました。
アルドに勝ったことで結果には満足しているものの、試合内容は必ずしも満足のいくものではなかったようです。
試合後の記者会見でパフォーマンスに満足しているかどうか聞かれたドバリシビリは、次のように語っています。
「イエスでもありノーでもある。もちろんもっとエキサイティングな試合がしたかったし、彼をテイクダウンしたかったよ。でも彼は上手かったし、タイミング良くテイクダウンするのが難しかったんだ。彼はケージ際で良い感じだったね。テイクダウンを上手くディフェンスしていた。それに打撃に備えたかったから、あまりエネルギーを使いすぎないようにしていた。これがファイトゲームだ。壁際でキープして気持ちよく試合に勝ったね。私が勝っていたからこそ、動いて何かをするのは彼の仕事だよ」
アルドに勝利したドバリシビリは、バンタム級でもタイトルを目指せるコンテンダーの一人となりました。
しかし現在友人でありチームメイトのアルジャメイン・スターリングがタイトルを持っていることから、スターリングと戦うつもりはなく、バンタム級でもその他に戦うべき選手がいると語っています。
「まだたくさんの試合が残されていると考えている。我々の階級は最もエキサイティングだ。若い選手も多いし、元チャンピオンもいる。ヘンリー・セフードも戻ってきている。実際アルジョ(スターリング)は元チャンピオンである彼らに勝たなければならないんだ。月曜日はまたジムでアルジョの手伝いをするよ。彼にはジムでのトレーニングキャンプや減量など全ての面で助けてもらった。我々にはビッグファイトが待っている。アルジョはペテン師とタイトルをかけて戦うことになるし、一緒にTJディラショーを倒さなければいけないからね」