今週末にフランスのパリで開催されるUFCファイトナイトでは、ロバート・ウィテカーとマーヴィン・ヴェットーリが対戦します。
ミドル級ランキング1位と2位タイによる上位同士の対戦です。
ウィテカーはすでにチャンピオンのイスラエル・アデサンヤに2敗していることから、勝利してもすぐにタイトルに挑戦するのが難しい状況です。
ウィテカーは『Submission Radio』に出演し、ミドル級からライトヘビー級への転向について真剣に検討していることを明らかにしました。
「ライトヘビー級についてはかなり考えているよ。問題なのはミドル級に戻ることを前提でライトヘビー級に行くことはないということだ。だって太ったミドル級としてライトヘビー級に行きたくないだろう?笑。多くの選手がそうしているのを見ているが、その後また階級を下げている。それでは意味がないんだ」
「初めてミドル級へ上げたとき、もうウェルター級には戻れないと思っていた。無理だね。筋肉をつけるにはその体重でトレーニングをする必要があるんだ。そのときそのときで、あらゆることをやらなければならない。でもライトヘビー級は考えているよ。個人的にはもっと自然な体重になると思うのだが、身長のハンデは悩ましいところだね」
現状ミドル級では十分戦えていることもあり、ウィテカーは体格的なハンディキャップ以外にもそこが悩みどころだと語っています。
「一度ライトヘビー級へ上がると決めたらそこにいる。そこが自分の階級になるだろう。良くも悪くも、そこで自分のキャリアを終えることになる。ミドル級では本当によくやっているよ。自分は間違いなくこの階級で最も危険な選手の一人だからね」