インタビュー・コメント

ダナ・ホワイト「チマエフの階級は話し合っている」

カムザット・チマエフはUFC279のメインイベントでネイト・ディアスとの対戦が予定されていたものの、体重オーバーによって前日にマッチメイクが変更されました。

その後チマエフがウェルター級ではなく、ミドル級へ転向するのではないかと言われています。

UFCのダナ・ホワイトは今週UFC APEXで行われた会見で、チマエフがどの階級で戦っていくのか、まだ話し合っている最中だと語っています。

「170ポンドと185ポンドの可能性がある。今日のマッチメイキングでは、彼を170ポンドに出させるべきかどうか、再び170ポンドを作れるかどうか話し合いがあったんだ。それら全て我々が今検討しているところだよ」

「彼がどうしたいのか話し合っている最中だ。彼がどの階級にいたいのか?どうしたいのか?170ポンドでタイトルを狙うのか?185ポンドに上げてタイトルを狙いたいのか?それが今日のマッチメイキングのミーティングで大きな議論になったんだ。ある人が何かを言えば、また違う人は別のことを言う。だから私は彼が本当に望んでいるのは何だろう?って言ったんだ。そこで彼が本当にやりたいことを見出して解決し、試合を組もうってことになったんだ」

また先日UFCはアスペン・ラッドをリリースすることになりました。

ラッドは9月17日のUFCファイトナイトで、バンタム級のリミット体重を2ポンド上回る138ポンドで計量に失敗し、その結果試合が中止になりました。

過去にも体重を作れなかった経験があるラッドについて、ホワイトはリリースは仕方がなかったと語っています。

「我々は彼女と一緒に仕事をしようとしていた。素晴らしい子だし、本当に良い人だ。しかし実際才能があっても決して楽しいものではない。彼女は才能ある選手だが、体重を作ることも仕事の一部だ。何度も体重を作れなかったんだし、仕方がないことだね。やりたいことではなく、やらなければならないことなんだ」