インタビュー・コメント

UFCダナ・ホワイトが大晦日の騒動についてコメント

UFCファイトナイトに先立ち行われたメディアデーで、UFCのダナ・ホワイトが公の場に登場しました。

ホワイトは最近大晦日に妻と口論になって平手打ちをした動画が明らかになっており、その後は謝罪するなどの対応に追われました。

さらに最近ではカリフォルニア州議会の女性議員連盟は、UFCの代表を解任するよう要求しています。

ホワイトは自身の行動に対して言い訳はしなかったものの、UFCでの役割には一生背負わなければならないレッテル以外何の影響もないと語りました。

「どのような反響があればいいのか教えて欲しいね。30日休めばいいのか?それがどうして私を苦しめるのか?COVIDのときにも言ったんだが、COVIDは10年続いても我慢することができる。何が問題なのだろうか?実はCOVIDとよく似ているんだ。私が辞めれば、会社にも従業員にも選手にも迷惑がかかる。私にとっては痛くはない。2016年に辞めることもできた。どうなんだろう。内省する必要があるのか?いや、内省する必要はない。私は自分の過ちを認めているし、やったことは間違いだと言っている。だが我々は社内的に(エンデバーCEO)アリ(エマニュエル)やESPNとたくさん話し合ってきた。誰も喜んではいない。私だってそうだ。でも起きてしまったことだし、それに対処しなければならない。私の処罰は何なのか?あと10年なのか25年なのかわからないが、このレッテルを貼られたままこれから生き続けなければならないのが私への処罰だ。もう一つはメディア、選手、友人や知人など、これまで私を尊敬してくれていた多くの人たちが、今は敬意を示してくれないかもしれないことだ。30日や60日休むことよりも、残りの人生でそれに対処しなければならない方が私にとってずっと重い処分だ。休むことは私にとって処罰ではない。自分がやったことに対して今対処しなければならないことが処罰なんだ」

ホワイトは批判を受け入れるとしながらも、最も重要なことは自身の子供たちがどう思うかだと語っています。

「間違いなくひどいことをしたのだから、それに対する言い訳はない。これから先、一生付き合っていかなければならないものだ。TMZに話さなかったことで一つはっきりさせたいことがある。私を擁護している人たちについてだ。言い訳は絶対にしない。皆さんもご覧になったことがあるかと思う。 これには弁解の余地はなく、人々はこのことで私を擁護してはならない。何があってもだ。今週私が受けた批判は全て100%正当なものであり、今後も受けることになるだろう。誰もが意見を持っているし、意見を持つことは正しいことだ。これについて私はとても意見を述べたし、今でもそうだ。今ここに座って皆さんと話していること自体がおかしなことなんだ」

「自分のことを一番理解しているのは子供たちだ。長男はもうすぐ22歳になる。22年間彼は私や妻のいる家庭で育ってきた。彼らは全てを見聞きしているし、全てをわかっている。だから人々がどんな認識を持っていようと、子供以上に知っている人はいないんだ。彼らは母親のことをよくわかっている。それが私たちにとって重要なことだ。これは公の場で繰り広げられた個人的な家族の問題であり、私たちの最大の関心は子供たちだった。人々が失望しているという話をしたいのか?子供たち以上にがっかりするのは誰だろう?それこそが私たちが本当に重視してきたことなんだ」