インタビュー・コメント

敗れたヴォルカノフスキーがマカチェフとの再戦を望む

オーストラリアのパースで開催されたUFC284では、イスラム・マカチェフがアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに判定で勝利してライト級タイトルの防衛に成功しました。

敗れたヴォルカノフスキーは試合後にTwitterで、「今試合を見たけど、間違いなく第2ラウンド、3ラウンド、5ラウンドは自分が勝ったと思う。自分の手が挙げられなかったことに驚いているよ!いつでもどこでもリマッチをやろうぜ」とコメントしました。

しかしヴォルカノフスキーは試合後の記者会見で、マカチェフとの試合でもっとやれることがあったはずだったと語りました。

「もっとできることがあったはずだったから自分に厳しくするつもりだ。おそらく多くの人が、すごいなって感じで私のことを考えたと思うんだ。だが私は決して自分を過小評価することはなかった。勝てると思っていたからガッカリしているよ」

「もっとやれることがあったはずだし、もっと早くから有利な展開に持ち込めたはずだ。確かに彼はもっと強いと思ったし、もっと早くからできたはずだよ。でもどうすればいい?彼の功績は大きいね」

「私はいつも自分を最も厳しく批判する人間だ。この試合に勝つくらい相手を圧倒していたけど、一度だけ何もやらせてもらえないときがあったね。それが私のやり方だよ。自分にとても厳しいんだ」

当初身長やパワーでマカチェフが有利だと言われていたものの、ヴォルカノフスキーは実際に戦ってみて、相手の利を感じなかったと語っています。

「彼は強くないなって思う状況もあったよ。自分のコーナーでも言ったんだ。たぶん聞こえただろうけど、彼は強くないってね。別に見下しているわけじゃなく、ただ強くないなって思ったんだ。もしかしたら彼は私が何かするのを待っているかもしれなかったから、それを十分に利用することはしなかったけど、あとからそうすべきだったって気づいたよ。もっと自分はできたはずだって思ったね」

「おかしな話だ。誰もがこのクレイジーなシナリオを推し進めたいと思っていたし、私は勝つつもりだった。彼を無敵だと思わせようとしていたけど、もし私が勝ったらもっといい話になっただろう?」

UFC284でヤイール・ロドリゲスが暫定フェザー級チャンピオンになったことで、ヴォルカノフスキーは次にフェザー級タイトルの統一戦を行うことになります。

しかし将来的にライト級タイトルを獲得することをあきらめていないと語りました。

「あの試合には私が絶対に勝てるということがわかっただろう。絶対に再戦したい。あのライト級ベルトが欲しいんだ」