インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキー「再戦するかどうかはマカチェフ次第だ」

UFC284ではフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーが、ライト級チャンピオンのマカチェフに挑んだものの、5ラウンド判定の末に敗れました。

ヴォルカノフスキーは第2ラウンド、第3ラウンド、第5ラウンドは自分が勝ったと主張しており、この結果はパウンド・フォー・パウンド論争に決着をつけるものではなかったと主張しています。

ヴォルカノフスキーは『The MMA Hour』に出演し、マカチェフ戦を振り返って次のように語りました。

「多くの人があの試合は私が勝ったと思い、私も自分があの試合に勝ったと思ったから順位が上のはずだ。パウンド・フォー・パウンドの話をしている。もし我々が同じ階級にいたらと想像して見て欲しい。そんな男にはなりたくないが、もし彼が私がいるフェザー級にいたら、彼を倒していただろう。楽勝だよ。気を悪くしないで欲しいんだが、それはもっともな話だ。それでも自分の方がより優れたファイターであり、パウンド・フォー・パウンドNo.1であることを証明できたと思う。でもそれは私が決めることではないからね」

ヴォルカノフスキーは、疑問を解消するためにすぐにでもマカチェフとの再戦を行う必要があると語っています。

「100%絶対にやるべきだね。彼はすでに記者会見で再戦をやりたいと話している。彼は負けたかもしれないと思ったのだろう。コーナーに戻ったとき、再戦をしなければいけないと言っていたくらいだからね。自分が負けたとは言わなかったが、つまり私の手が挙がると思って、再戦をしなければならないと考えたのだろう。そして彼はバックステージでマスコミの人たちに、とにかく再戦をしたいと言っていた。だから彼はわかっているんだ。あの試合が接戦だったってことをね」

ヴォルカノフスキーの次の試合は、暫定フェザー級チャンピオンになったヤイール・ロドリゲスとのタイトル統一戦が行われると予想されています。

もし再びライト級で戦うことになったとしたら、フェザー級はどうなるのかという質問に対し、ヴォルカノフスキーはそのために暫定チャンピオンがいると主張しました。

「そもそも暫定って何だ?だから暫定をやっているのだろう。この階級を止めるようなことはしたくないし、だから私がいない間は彼が階級の面倒を見ることになるのだろう。私が戻るまで彼が支えてくれるんだ」

ヴォルカノフスキーは過去にマックス・ホロウェイと接戦だったことがあり、そのときは再戦を行って勝利しました。

マカチェフも同じことを望んでいると考えており、ヴォルカノフスキーは再戦するかどうかはマカチェフ次第だと語っています。

「彼次第だと思う。彼はこのことが多くの人に後味の悪さを残すことを知っている。私には以前その経験がある。その気持ちがわかるし、彼は人々に証明したいんだろう。もし私が彼の立場ならそうする。そんなことでは満足できない。もし彼がそうしないなら、理由はわかっているよ」