4月8日にフロリダ州マイアミで開催されるUFC287のメインイベントでは、アレックス・ペレイラ対イスラエル・アデサンヤによるミドル級チャンピオンシップが行われます。
ペレイラは過去にアデサンヤにキックボクシング時代も含めて3勝無敗となっており、元チャンピオンのアデサンヤにとっては厳しい状況となっています。
アデサンヤはUFC284のバックステージで、再戦へのモチベーションについて聞かれ、次のように語りました。
「この男と戦うのにモチベーションが上がらないということはないのだが、今回は自分にプレッシャーをかけているよ。ベルトもそうだし、他のこともそうだ。こいつを倒さなければならないから、倒すことだけがモチベーションになっているんだ。言ったように、1-0や3-0だと好きなように言えてしまうから、俺は判定じゃなく決着をつける。一発で終わらせるよ」
前回の試合でアデサンヤはペレイラに対して終始優勢に進めていたものの、最終ラウンドにTKOで敗れることになりました。
今回の試合内容も前回と同じだとしながらも、結果は異なるものになると語りました。
「ただいつもと同じ気持ちで彼を打ち負かすことが大切だ。だから最初から最後まで彼を殴り続けるのは間違いないだろうね。始まれば考えすぎないようにする。弱気になってはいないよ。俺がやることに期待して欲しい。言ったけど、君たちが俺にしゃべって欲しいと言うから話すんだ。でもあまり話さず頑張るつもりだ。今回の試合ではもっと頑張ることを約束するよ」
アデサンヤはペレイラが将来ライトヘビー級に転向するのではないかと考えており、もし今回の試合で勝てばそれで終わりだと語っています。
「もし彼がこの階級に留まりたいならそうすることもできるけど、俺は彼が上の階級に向かうような気がしているよ」