インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがスターリングと戦わないメラブに苦言を呈す

週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、メラブ・ドバリシビリがピョートル・ヤンを判定で下しました。

バンタム級ランキング2位のヤンに勝ったことで、今後タイトル挑戦も見えてきますが、ドバリシビリは現チャンピオンのアルジャメイン・スターリングとはチームメイトであることから戦わないことを示唆しています。

UFCのダナ・ホワイトは終了後の記者会見で、友人と戦わないと語るドバリシビリの決断に苦言を呈しました。

「この間一体誰とこの話をしたのか覚えていないのだが、もうそんなくだらないことに付き合う必要はないって感じだ。最初の頃はキャンプがとても小さくて選択肢がなかったから、あいつは俺の友達だって連中がたくさんいた。友達であっても、友達が持っているものを欲しがることもあるだろう。メラブがその道に進むのは、本当にまずいことだと思うよ」

「素晴らしい試合だったね。いつもはピョートル・ヤンがペースを握りますけど、今夜はメラブがペースを握り、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた。メラブはタイトル挑戦を望んでいるのか、それともメラブは下にいる選手が自分を飛び越えて、次にタイトル挑戦権を得ることができないのに様々なトップ選手と戦わなければならないことを望むのか?それは彼自身が決めることだ。もし彼がそれを望んでいるのなら、そのストーリーの結末はどうなるのか伝えられる。そのストーリーの結末は決して良いものではないね。でも彼は大人だから自分で考えればいいことだ」

またホワイトは長い間実現に向けて取り組んできたジョン・ジョーンズ対フランシス・ガヌーは、すでに興味がないようです。

「その試合には興味がないよ。2年間実現しようしてきた。でも彼は望んでいなかった。言っている意味がわかるだろう?彼は新たな契約を結ばずここを去って行った。おかしな話だ。でもフランシスは試合をしたがらなかった。2年間実現しようと試みたんだけどね。他の多くの人もそう思っていると思う。もし(ガヌーが)そこにいたとしても、まさにあのような試合展開になっていたと思う。彼とシリルは5ラウンドの戦いになっていたんだからね。もしシリルがあのサブミッションに行かなかったら、おそらくシリルはあそこの5ラウンドの終わりであの試合に勝っていただろうね」