インタビュー・コメント

ショーン・オマリー「サンドヘイゲンは優秀だ」

先週末のUFCファイトナイトでは、コーリー・サンドヘイゲンがマルロン・ヴェラを判定で下し、バンタム級タイトル戦線に加わることになりました。

今後バンタム級タイトル戦は5月6日のUFC288でアルジャメイン・スターリング対ヘンリー・セフードが行われ、その勝者がショーン・オマリーを相手に防衛戦を行う流れとなっています。

そのため勝利したサンドヘイゲンは、ピョートル・ヤンに勝利したメラブ・ドバリシビリに対戦を呼びかけました。

バンタム級ランキング2位のオマリーはポッドキャスト『TimboSugarShow』で、サンドヘイゲン対ヴェラの試合について語りました。

「コーリーは彼を圧倒していたと思う。大きなケージだと思うが、バスケットボールで例えるならハーフコートだけでやろうとするようなものだ。それくらい大きなケージと小さなケージは違うものだ。40%も大きいから活動の場が異なるんだ。小さいケージはチトにもう少し有利になっていたと思う。チトに何か悪いところがあったとは思わない。コーリーはそのくらい良かったし、そのスタイルがチトに勝っていたと思う。彼は非常に素早いわけではないけど、打たれ強くて多才で非常に優秀だ。コーリーは25分間集中して、やるべきことをやっていた。俺が思っていた以上にレスリングをしていたね」

オマリーはサンドヘイゲンの打撃によって、スロースターターのヴェラが序盤に苦戦することは予想していたようです。

しかしレスリングでもサンドヘイゲンが優位性を示したことに驚いたと語りました。

「彼(ヴェラ)にそのスキルが不足していたとは思わないけど、そのスキルを使っていなかったね。彼はただ仰向けに寝ていただけだった。コーリーはメラブのように、立ち上がれないほどのプレッシャーがあるわけではない。おそらくね。俺はそれを感じたことがないよ。でもチトはそのポジションを譲っているようにしか見えなかった。コーリーを疲れさせようとしたのかどうかはわからない。あまり良いゲームプランとは言えないね。たぶん何人かには上手くいったんだろう。でも最初の2ラウンドで負けて、残りの3ラウンドで勝とうというようなゲームプランはあり得ないよ。試合は年に数回ある。毎試合で打ち勝たなければならない。それが一番重要なことなんだ」