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ダン・フッカー、ジャスティン・ゲイジー戦を5ラウンドでブッキングされ「UFCは誰かが死ぬのを見たいんだ」

ダン・フッカーはUFCで最もエキサイティングなファイターの1人として知られているが、ジャスティン・ゲイジーとの対戦は、両戦士を限界まで追い込むかもしれない。

彼らは、3月8日にラスベガスで開催されるUFC313の準メインイベントで主役を務める。

フッカーとゲイジーは5ラウンドでブッキングされており、マッチメーカーが非タイトル戦に時間を追加した理由を問われると、フッカーはユーモラスな返答をした。

「UFCは誰かが死ぬのを見たいんだと思う」とフッカーは語った。
「彼らはこの試合を望んでいる。ファンは血や誰かが倒れるのを見たいんだよ。お金のために喜んで応じるよ」とコメント。

フッカーによると、ゲイジーと2ラウンド延長戦を戦うことで追加の報酬を受け取っているということだ。UFCに13回出場したゲイジーは、8回のファイト・オブ・ザ・ナイト賞と5回のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト賞を獲得している。フッカーは3回のファイト・オブ・ザ・ナイト賞と3回のパフォーマンス・ボーナスを受賞。

フッカーは自分が何にサインしているのかを理解しており、試合に臨むゲイジーに深い敬意を抱いている。

「この試合は口論ではない」とフッカーは語った。
「ジャスティン・ゲイジーから軽蔑されることはないだろう。だが、ケージの中では絶対的なキラーだ。この試合を引き受けた彼を尊敬している。これは危険な試合だ。世の中には厳しい試合がたくさんあると思うが、リスクの低い試合や、それほど危険ではない試合の方がはるかに多いと思う」としている。

プロ格闘家としてのキャリア15年目を迎えるフッカーは、勢いが衰える気配を見せていない。現在3連勝中で、過去2試合でランキング上位のマテウス・ガムロットとジェイリン・ターナーにスリリングなスプリット判定勝ちを収めている。

フッカーは、BKFCのナックルマニア5イベントを高く評価し、ベアナックルボクシングに挑戦したいと考えている。

「グローブなしで戦うつもりだ。このスポーツは私にとって世界で一番楽しいことのようだ。みんなが何に夢中になっているかは知らないが、楽しそうだ」と意欲を見せた。

もし、フッカーがBKFCの試合に出場したら、どんな姿を見せてくれるのだろう。きっと熱いファイトを見せてくれるに違いない。