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アレクサンダー・ヴォルカノフスキー、もう一度タイトルを獲得できると確信

元UFCフェザー級チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーの格闘家としてのキャリアがかつてより好調だったことは周知の事実だ。

ヴォルカノフスキー(MMA 26勝4敗、UFC 13勝3敗)は、つい最近まで圧倒的なタイトル獲得数を記録し、MMAのパウンド・フォー・パウンド最強と目されていたが、現在は2連敗中で、直近2回の敗北はノックアウトによるものだった。

「『よし、これは未知の領域、未知の感覚だ。もう失ってしまったのか?何が起こっているのか?』と自分に問いかけることになる」とヴォルカノフスキーは不調の原因を自問自答。
「私は『いや、そうでもない』と思った。休養中であることは受け入れたが、もう終わりだと受け入れただろうか?いや、受け入れていない。戻ってくる。スイッチを入れるのか?」と考え『リラックスしてください。その時が来たら、スイッチを入れる。心配無用』でも、入れると決めるまでは分からない」と語った。

ヴォルカノフスキーは来月、マイアミで開催されるUFC314のメインイベントで復帰し、イリア・トプリアが155ポンドに階級を上げてタイトルを返上したことを受けて、空位のフェザー級タイトルをかけて連勝中の候補者ディエゴ・ロペスと対戦する。

ロペス(MMA 26勝6敗、UFC 5勝1敗)との戦いを前に、ヴォルカノフスキーは食事からトレーニングまですべてを調整した。彼は、UFC314に向けて全力を尽くしたことを疑う余地はない。

「疑問はあった。スイッチを入れられるだろうか?スイッチを入れたら、以前と同じ人間でいられるだろうか?」そして「キャンプを早めに始めたので、できることがすぐに分かった。今はジムで頑張っている。体重は予定より早く増えているし、まだ時間はたっぷりある」と自信をみせた。

現在36歳のヴォルカノフスキーにとって時間は過ぎたと考える人もいるが、彼はまだ十分に力があり、もう一度タイトルを獲得できると確信している。

「ベルトを取り戻し、防衛するつもりだ。それが私の伝説と物語に加わることになる」と抱負を語った。

最近不調だったアレクサンダー・ヴォルカノフスキー。ここからの巻き返しに期待したい。