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トム・アスピナル、ジョン・ジョーンズの引退を祝福

トム・アスピナルはジョン・ジョーンズの復帰を待つのにもううんざりだ。

1年以上もの間、MMAメディアはアスピナルとジョーンズの長く陰惨な物語、そして二人のUFCヘビー級チャンピオンがタイトルを統一できるかどうかで持ちきりだった。最近、ジョーンズはブッキングの遅延を理由にアスピナルを徹底的に攻撃してきたが、ついにアスピナルが反撃に出た。

アスピナルは、ジョーンズの復帰を待つのにもううんざりだと語り、ジョーンズは引退したと明かした。

「ジョンは引退した」とアスピナルは言った。 「何を言ってるんだ? 君たちはジョンのSNSをフォローしてないのか? 彼は最高の人生を送ってる。素晴らしいキャリアを送ってきたのはみんな知ってる。ジョンが信仰深い人間だってことはみんな知ってる。だから、彼の今後の人生とキャリアに神のご加護がありますように。そして、俺たちは前に進む。俺は世界ヘビー級の絶対王者だ。どんな挑戦者にも立ち向かい、この階級を再び活気づける準備ができている。俺たちはあまりにも長く待たされすぎている。挑戦者たちも、誰もが、ファンでさえも、うんざりしている。ジョンは引退した。俺たちも前に進むべき時だ」と話した。

ジョーンズは正式に引退したわけではないが、すぐに試合に出る気配もない。元UFCライトヘビー級王者は、再び試合に出るかどうかはわからないと公言しており、ただ最高の人生を送っているだけだと主張している。そして、アスピナルにとって、それはほぼその通りだ。

「もし引退を考えているなら、それはもう引退だ」ときっぱり。
「俺は引退なんて考えていない。この階級を活性化させ、ヘビー級を再び素晴らしいものにし、ビッグファイトを開催し、1年以上も傍観者で待っている挑戦者たちと戦うことを考えている。俺は戦うためにここにいるんだ」

アスピナルは現在、UFC史上最長の暫定王者であり、その在位期間は600日弱だ。ジョーンズのような偉大なファイターに挑戦できるのに、これほど長く待たなければならないことに不満を抱く人もいるかもしれないが、アスピナルは気にしていない。彼はただ、前に進む準備ができており、それはもうすぐ実現すると語っている。

「ジョン・ジョーンズと戦うつもりはない」とアスピナルは言った。
「俺は絶対的なヘビー級王座をかけて戦いたい。それが俺の夢だ。UFC絶対的なヘビー級チャンピオンになりたい。多くの人が俺をマイケル・チャンドラーと比較するのを見かける。マイケル・チャンドラーはコナー・マクレガーを長い間待ち続けた。俺は1試合だけを待っているわけじゃない。1人の選手と戦うつもりもない。全ての選手と戦うつもりだ。ヘビー級で全員を倒せる男になりたいんだ」

「相手が誰であろうと関係ない。シリル・ゲイン、(アレクサンダー)ボルコフとの再戦、(ジェイルトン)アルメイダ、デリック・ルイス、ブロック・レスナー、誰であろうと構わない。俺は全員と戦いたい。できるだけ多く試合をして、この階級に再び興奮をもたらしたい。ジョン・ジョーンズの話はもうやめよう。幸運を祈る。彼は最高の人生を送ってる。彼には心から敬意を表する。今後の幸運を心から願う。彼は当然の富と成功を手にするべきだ。俺はアクティブな人間だ。必ず誰かと戦う。その試合はもうすぐ発表されるだろう」と最後に、近々発表があると示唆した。

トム・アスピナルはジョン・ジョーンズを振り切った。誰と戦うのであれ、ファンはアスピナルの戦う姿を楽しみにしている。