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アレクサンドル・シャブリー、薬物検査で陽性反応を示しUSADAから6ヶ月の出場停止処分

元Bellatorライト級タイトル挑戦者で、現在はPFLで活躍するアレクサンドル・シャブリーが、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示し、USADA(米国アンチ・ドーピング機関)から6か月間の出場停止処分を受け入れた。問題となったのは、2025年3月19日に競技外で採取されたサンプルから検出された組換えエリスロポエチン(rEPO)だ。rEPOはアスリートの赤血球を増やし、持久力や酸素運搬能力を高めるため、格闘技界では厳しく禁止されている。

USADAの発表によれば、今回の処分はPFLアンチ・ドーピング規定に基づくもので、本来なら最大1年の出場停止もあり得たが、シャブリーの使用が故意でなかったこと、さらにEPOを投与した人物について有益な情報提供を行ったことが考慮され、6か月の処分となった。これにより、シャブリィは2025年9月19日以降に再び試合が可能となる。

シャブリィは2024年9月、ライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフに判定で敗れて以来、試合から遠ざかっていた。今回の出場停止でさらにブランクが伸びる形となるが、彼の実力や過去の戦績を考えれば、復帰後の活躍に期待せずにはいられない!

ドーピング問題は残念だが、シャブリーは前向きな姿勢を見せている。再起を誓う彼が、PFLの舞台でどんなドラマを見せてくれるのか、ファンとしてはワクワクが止まらない!9月以降、シャブリィの逆襲に注目だ!